学生はいくら稼ぐと税金がかかるの?確定申告しないとダメ?【扶養】

 

「学生はfxでいくら稼ぐと税金がかかるの?」

「扶養から外れない条件も知りたい…」

「確定申告をしないとダメ?」

 

上記のような疑問にお答えします。

 

アルバイトをしているかorしてないかによって、確定申告が必要になる条件がちがいますよ。

 

学生とはいえ、確定申告が必要なのに未提出のままにしてしまうと、親に迷惑がかかってしまいます…

 

税務署はFXの口座も監視していますので、きちんとした対応をするようにしましょう。

 

学生はいくら稼ぐと税金がかかるの?

アルバイトをしているか、否かによって、確定申告が必要な条件がかわります。

 

対象者 確定申告が必要になる条件
学生(アルバイトあり) FXで20万円を超えて稼ぐ
学生(アルバイトなし) FXで38万円を超えて稼ぐ

 

38万円以上かせぐと確定申告が必要だと思い込んでいる方が多いので、気をつけてくださいね。

 

ほとんどの学生さんがアルバイトをされていると思うので、FXで20万円を超えて稼ぐと確定申告が必要になってしまいますよ。

 

アルバイトとFXで稼いでいる場合

アルバイトとFXで稼いでいる場合、FXで20万円を超えて稼ぐと確定申告が必要になります。

 

確定申告が必要な人

1か所から給与の支払を受けている人で、給与所得及び退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円を超える人

国税庁:https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1900.htm

 

上記の引用を噛み砕いて説明すると、アルバイトの給与と退職金以外で、20万円を超えて稼ぐと確定申告が必要です、ということ。

 

FXの所得は「先物取引に係る雑所得等」というものに分類されるので、アルバイトや給与以外の所得になってしまうんですよね。

 

「でも友達も確定申告してないし…平気でしょ?」と考えている方が多いのですが、それは間違いです…

 

これについては後半で説明しますね。

 

FXだけで稼いでいる場合

学生がFXだけで稼いでいるときは、38万円を超えて稼ぐと確定申告が必要になります。

 

なぜ38万円かというと、基礎控除が38万円だからです。

基礎控除は、ほかの所得控除のように一定の要件に該当する場合に控除するというものではなく、一律に適用されます。

基礎控除の金額は38万円です。

国税庁:https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1199.htm

 

じつは、税金を計算するときにみなさん全員が基礎控除の38万円を差し引くことができます。逆をいうと、基礎控除の38万円を引いて所得があれば、税金が発生してしまうんですよね。

 

確定申告をしたくないのであれば、FXは38万円まで稼いでおわりにしましょう。

 

そんなの無理ゲーですよねw

FXで38万円稼いだだけでは生活ができませんし、FXを辞めてアルバイトをしても、FXで20万円を超えて稼いでいるので確定申告が必要になってしまいます…

 

つまり、FXを始めた時点で確定申告はするものと思っていないと、身動きが取れなってしまうんです。

 

FXを続けるなら、確定申告もセットで行なうようにしましょう。

ホスメモでは確定申告の方法も解説していますので参考にしてください。

参考:白色申告の始め方

学生がFXで稼いだあと、確定申告をしていないとどうなる?

おそらくあなたは周りの友達が確定申告していないから、たぶん平気だろうと思っているのではないでしょうか?

 

はっきり伝えさせていただきますが、それは間違っています。

 

なぜかというと、税務署は銀行口座の残高を見ることができるからです。

もっといえば、マイナンバーからFXの口座も覗くことができます…

 

「でも確定申告していなくても税務調査に入られてないし…」と多くの方がいいます。

 

しかし、それが税務署の戦略なんですよね。

 

税務調査はあえて3~5年後に行なわれます

税務署としては、一度の税務調査で多額の税金をペナルティつきで徴収したいと考えています。そこで税務署は、たとえあなたが確定申告をしていなくても、なにも連絡しません。

 

なぜだかわかりますよね?

 

そう、ペナルティをつけるためです。

税務署はわざと3~5年間も時間を置いて、ある日突然税務調査を始めます。

一度確定申告書を出さなかったした人は、油断をするので、そのままずっと確定申告をしません。

 

そして3~5年後に税務調査に入られて、多額の税金をペナルティ付きでもっていかれます。

 

始めから少額でも納税していればよかったのに…

 

青汁王子の税務調査は2年後に行なわれました

さいきんネットで有名な青汁王子は脱税で逮捕されましたよね。

 

じつはこの税務調査は平成27年2月期から平成29年の2月期の過去3年分が対象でした。

で、税務調査が行なわれたのは、平成31年です。

この事実から推測できるのは、税務署は数年前から青汁王子に狙いを定めていて、ペナルティがもらいやすい時期を伺っていたのではないかということです。

 

青汁王子の件のように、税務調査はすぐには来ません。

3~5年後に突然やってきます…

 

「税務調査に入られたらどうしよう…」と5年間も悩みつづけるよりも、多少間違えてもいいから確定申告をしたほうがいいですよ。

 

そのほうが心の負担は少ないですし、学びもあります。

「友達も確定申告してないから」というのは言い訳にはなりませんので、きちんと確定申告しましょうね。

 

まとめ:学生がFXで稼ぐなら確定申告もセットで行なう気持ちで始めましょう

学生がFXで稼いだとき、アルバイトをしているか、否かによって、確定申告が必要な条件がかわりました。

対象者 確定申告が必要になる条件
学生(アルバイトあり) FXで20万円を超えて稼ぐ
学生(アルバイトなし) FXで38万円を超えて稼ぐ

 

上記のとおり、たった20万or38万円を稼いだ時点で確定申告が必要になってしまいます…

これでは全然稼げないですよね。

なのでFXで稼ぐと決めたのであれば、確定申告もセットで行なうと考えておきべきです。

 

確定申告をしないままというのはダメですよ。

FXの口座を開設したときにマイナンバーを提出したはずなので、税務署には口座の動きがバレています。

 

それに税務調査は3~5年後に来るので、今は平気でも将来が不安です。

きちんと申告をして、FXで稼ぐべきですよ。

 

また学生が親の扶養から外れない条件についてはこちらの記事を参考にしてください。

参考:学生はいくら稼ぐと税金がかかるの?

 

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