「法人におすすめの会計ソフトを教えてほしい」
「会計ソフトをわかりやすく比較したい」
上記のような疑問にお答えします。
結論をいうと、法人におすすめの会計ソフトはマネーフォワードもしくはfreeeになります。
AIや機械学習が発達している今、開発力のある企業のソフトを利用するのが今後有利になるとおもいますよ。
比較してわかった法人向けの会計ソフト
法人向けの会計ソフトはつぎの3つです
- マネーフォワード
- freee
- 弥生
マネーフォワードのクラウド会計
私が法人の方におすすめするのはマネーフォワードですね。
理由は下記の2つです。
- 帳簿が見やすい
- 他のサービスと連携できる
帳簿が見やすい
マネーフォワードのクラウド会計は仕訳や帳簿が見やすいです。
帳簿が見やすいとどんなメリットがあるかというと、仕訳や帳簿のミスを発見しやすいんですよ。
たとえば、貸借対照表で長期借入金の残高が減っているにもかかわらず、損益計算書で支払利息が計上されていないとしましょう。
これ、おかしいですよね?
通常、借金は元金と利息を合わせて返済します。
つまり、上記の例では、支払利息が未計上である可能性が高いことがわかるんです。
このように、帳簿が見やすいと仕訳のミスを発見しやすくなり、税務リスクの回避につながります。
他のサービスと連携できる
マネーフォワードはなにもクラウド会計だけではありません。
たとえばマネーフォワードを通じて資金調達もできます。
マネーフォワードから資金調達もできるんですね
一般的に、銀行から融資を受ける時は
1、保証料
2、金利がかかります。
ところがクラウド資金調達では保証料がない設定になっていましたその分、金利は高めですけど#マネーフォワード#資金調達 pic.twitter.com/XVPDjbLr7t
— ホスメモ@副業ブロガー (@hosmemo) February 8, 2020
ほかにもさまざまなサービスがありますよ。
- クラウド給与
- クラウド経費
- クラウド勤怠
- クラウド請求書
- クラウド資金調達
- 会社設立サービス
- 予算管理サービス
- AI記帳代行サービス
- 請求業務代行サービス
上記のようにたくさんあります!
始めのうちは、クラウド会計、給与、請求書くらいしか活用しないかもしれません。
でも会社が大きくなれば、資金調達、予算管理、請求業務代行などを検討してもいいですよね?
会計ソフトというものは、一度導入を決めると別のソフトに切り替えづらいと考える方が多くいらっしゃいます。
「それなら会社が大きくなったときのニーズに答えてくれるマネーフォワードを始めから選んでおいた方がいいのでは?」と私は考えます。
freee
freeeは法人向けというよりも、個人事業主向けの会計ソフトですね。
なぜかというと、freeeは仕訳がわからない方でも帳簿が作成できるように工夫がされているからです。
たしかに個人で使うぶんにはfreeeのほうが便利なのですが、法人としてつかうとなると逆に使いづらい。
法人の経理担当は仕訳を理解している人が多いので、もっとシンプルな仕様のほうが使い勝手がいいと思います。
仕訳を作ってみるとわかるのですが、マネーフォワードのほうが帳簿がすっきり見えます。
またマネーフォワードのほうではキャッシュフロー計算書も自動で作成されるため、より法人向けだと思いますよ。
ほかのサービスと連動もできる
freeeもマネーフォワードとおなじように、他のサービスがいくつもあるのでデータ連動がしやすいです。
freeeのサービスをまとめておきますね。
- クラウド会計ソフトfreee
- 資金繰り改善ナビ
- 人事労務freee
- 会社設立freee
- 創業融資freee
- クラウドERP
- 開業freee
利用する機会があるのは、会計ソフトfreeeと人事労務freeeくらいだとおもいます。
人事労務freeeがあれば給与計算と年末調整ができますし。
会社がかなり大きくなればクラウドERPの導入を検討するのもアリですね。
弥生会計
弥生会計は会計事務所向きのソフトですね。
おおくの会計事務所で導入されているので、弥生会計を利用していれば会計事務所とのデータのやりとりはカンタンになるメリットはあります。
しかしながら、弥生会計はマネーフォワードやfreeeのようなほかのクラウドサービスの開発がかなり遅れているデメリットも…
弥生会計が開発したサービスを並べてみますね。
- 弥生のかんたん会社設立
- 弥生会計
- 弥生給与
- Misoca
上記のとおり、たくさんあるのですが、マネーフォワードやfreeeが開発したから後から追従した感が否めないです…
たしかに会計士や税理士からすれば弥生会計は使いやすいですが、事業者側からすると、そんなにメリットがないんですよね。
デスクトップアプリの弥生会計や弥生給与には自動仕訳や口座連動機能はありませんし…
弥生会計は会計事務所向けのソフトだと思っておいた方がいいですね。
まとめ:法人向けの会計ソフトはマネーフォワードかfreeeがおすすめです
3つの会計ソフトを比較した結果、マネーフォワードもしくはfreeeにすべきです。
マネーフォワードのクラウド会計は帳簿が見やすくて、仕訳のミスが発見しやすいです。
そしてなにより、マネーフォワードは急成長を続けている企業なので、さまざまなサービスを開発しており、会計ソフトと連動もできるんですよね。
freeeも同様に急成長をしているのでサービス幅がいいのですが、仕訳を理解していない初心者向けの会計ソフトであるがために、使い勝手がわるめ…
弥生会計は法人というよりも、会計事務所向けのソフトですね。
会計ソフトとしては優秀ですが、自動仕訳や新しいサービスを開発する力に欠けているので事業者が使うメリットはうすいです。
私としてはマネーフォワードかなと思うのですが、freeeでもOKだとおもいます。
そしてマネーフォワードなら5万円キャッシュバックキャンペーン中です。(2019年12月31日まで)
上記のキャンペーンは終了してしまいましたが、好評につき、2020年6月30日まで延長されましたw
会計ソフトを一度導入すると、ほどんどの方がソフトを買い替えないと言われています。
AIや機械学習などあたらしいテクノロジーが急成長している時代では、開発力がある企業の会計ソフトを利用していたほうが、数年、数十年後を考えていくと有利になるのではないでしょうか。
この記事がお役に立てたら幸いです。
ありがとうございました。