接客業をしていると、エステやお化粧品などで経費がかさみますよね。
「エステ代は経費にできるの?」
「どうすればエステ代を美容費として計上できる?」
このような疑問にお答えします。
まず最初にいっておくと、エステ代を経費にいれるのはリスクあります。いれてもいいですが、自己責任になっちゃいますし、税理士も助けてくれないこと多めです。
エステ代を経費にしたいけど、大丈夫?
エステ代を経費に入りたい人は正直たくさんいますので、税務署の人も美容費としてエステ代が経費に入ってると警戒されやすいです。
とはいえ、仕事と関係あるのであればエステ代でも経費に入れることできます。
たとえばエステ代を経費にいれやすい職業はこれです。
- エステサロンで働く人
- ホステス
- モデル
- 女優
仕事のためにエステに行くといくら主張したところで、プライベートな要素を拭いきれないです…なので、もしどうしても経費に入れたいのであれば、30%とかの金額を入れましょう。全額経費にするのはやっぱり厳しいです。
経費になる基準は?
経費の基準は売上に関係あるか、ないかです(・ω・`)
下記に税法を引用しましたので、赤字の部分を読んで確認してください。
その年分の不動産所得の金額、事業所得の金額又は雑所得の金額(事業所得の金額及び雑所得の金額のうち山林の伐採又は譲渡に係るもの並びに雑所得の金額のうち第三十五条第三項(公的年金等の定義)に規定する公的年金等に係るものを除く。)の計算上必要経費に算入すべき金額は、別段の定めがあるものを除き、これらの所得の総収入金額に係る売上原価その他当該総収入金額を得るため直接に要した費用の額及びその年における販売費、一般管理費その他これらの所得を生ずべき業務について生じた費用(償却費以外の費用でその年において債務の確定しないものを除く。)の額とする。
所得税法:第三十七条一項
たとえば、エステに行って綺麗になることで、売上が上がるということを客観的に証明できれば、エステ代も経費に入りやすくなります。
また、どうしてエステに行ったのかその理由を説明するべきです。
たとえばお得意先の大事なパーティーがあって、 重要な取引をするので交渉がうまくいくようにエステに行ったとか。売上を上げるためにエステに行ったっていうことがすごく大事です。
エステ代が多い人はどうしてエステに行ったのかっていうのなるべくメモに残しておいたほうが確実ですね。
あとはエステ代を入れない。もしくは入れたとしてもパーセンテージで計上する。全額では計上しなければ、仮に税務調査が入ったとしても経費を否認されるリスクは下げれると思います。
エステ代は美容費という勘定科目で処理しましょう
エステ代の勘定科目は美容費で処理しましょう。
ぶっちゃけると、なんでもいいのですが…
美容費という勘定科目がない人は、作っちゃっていいですよ。
またいくら仕事とはいえ、美容費があまりに高いと印象が良くないので、うまく調整はしてください。
まとめ:エステ代は経費にできますが、30%だけ計上しましょう
エステに行くことで、売上が上がるのであれば、エステ代も経費にできます。
しかし、一般的にいえば、多くの女性がプライベートでエステに行きたいので、プライベートな要素をぬぐい去るのは難しめです。なので、エステ代の30%の金額で計上するのがおすすめです。
あくまで、仕事と関係していることが前提です。なにも関係ないのに、「エステに行ったから経費にいれる」はダメです。