「税務署って銀行口座を監視しているの?」
「タンス預金なら税務署にバレない?」
上記のような疑問にお答えします。
つねに監視してはいませんが、税務署は銀行口座を閲覧できますよ。
なので口座取引はすべて税務署にバレると考えておきましょう。
税務署は銀行口座を監視しているの?
税務署は金融機関に照会依頼をかけることで銀行口座の情報を見ることができますよ。
なので銀行口座を通じた取引を税務署には隠せないです。
もし後ろめたい気持ちがある方は、正直に話さないと税務官に「隠蔽していた」と思われる可能性があるので気をつけましょうね。
また税務署は常に口座の動きを監視しているわけではないです。
そこまでのシステムはまだ整っていないんですよね。
でも今後はマイナンバーで一括管理ができるようになると推測できますよね。
もうすでに新規で口座を開設するときは、マイナンバーが必要になっていますし。
タンス預金はバレるの?
「銀行口座が見られているならタンス預金にしよう」と考える方は多くいますよw
もちろん税務署も把握していて、銀行から用途不明の現金引き出しがあれば、かならず質問してきますしてお金の行方を詮索します。
たとえば相続税の税務調査では被相続人だけではなくって家族の口座までしらべますし。
ようは、「家族にお金を流して相続税を脱税していないか」をチェックしているんですよね。
こんな感じでタンス預金もけっきょくはバレます。
それに、そもそもタンス預金はリスクが高いんですよね。
タンス預金はリスク高め
タンス預金をしてしまうと下記のリスクがあります。
- 失くしてしまう
- 金利がつかない
- 災害や盗難の不安
とくに盗難の不安は、精神的に良くないですよ。
それに預金額の管理も大変ですよね。
数十万円のタンス預金ならまだしも、数百や数千万円も現金で管理していたら、5万円とか少しずつ減っていても気づきづらいですし。
私ならタンス預金は百万円くらいまでにしておいて、あとはリスクがもっとも低いイデコやインデックス投資で資産運用したほうがいいと思うんですけどね。
けっきょくは確定申告で節税するのがもっともリスクが低い話し
なにかを隠そうとすると、けっきょくずっと心にしこりが残って不安になりやすいです。
それなら最初からきっちり確定申告して、平穏な日常を過ごしたほうがよくないですか?
お金の管理方法については、脱税でないなら、タンス預金も百万円くらいまではOKだと思います。
あとは定期預金かインデックス投資で金利を稼いだほうが無難ですよ。
それに銀行では「預金保険制度」があるので、たとえ銀行が経営破綻しても利息がつく口座では1000万円までは保証されます。
複数の金融機関で預金をしておけばお金が無くなる心配はないです。
こんな感じで、税務署からお金を隠そうとするのではなくって、正しい節税で確定申告するのがもっとも生産的ですね。
まとめ:税務署は銀行口座を監視できますよ、タンス預金で脱税もバレます
税務署は金融機関に依頼をかければ、口座情報を閲覧することができました。
となると、タンス預金で脱税しようとする人が増えるんですよね。
でもタンス預金で脱税もダメ。
用途不明な出金があれば、かくじつに質問されますし、本人だけではなくって家族の銀行口座も調査の対象になることもあります。
これだと自分だけではなくて家族にまで迷惑をかけてしまう恐れがありますよね?
それなら最初からきちんと確定申告しておいたほうが生産的ですし、心の健康に良いですよ。
私としてはタンス預金は百万円までで、あとはリスクの低いインデックス投資などで資産運用するのが良いのかなと思います。