赤字の法人が払う税金は7万円だけです【会社設立で節税できる】

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「赤字の法人は税金をいくら払うの?」

「毎年赤字の法人だけで平気?」

「会社設立で節税はできる?」

 

このような疑問にお答えします。

 

赤字の法人が最低限払う税金は年間で7万円だけですよ。

 

赤字の法人が払う税金は7万円だけです

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知らなかった方もいるかもですが、赤字の法人は年間で7万円の税金しか払う必要はありません。すこし専門的な話しをすると、法人住民税の均等割は所得がいくらだろうが最低7万円なんです。

 

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東京都主税局:均等割

 

でも細かい要件はあります。たとえば東京都の港区に事務所がある法人は、資本金が1千万円以下でかつ、従業員が50人以下であれば、均等割額は7万円です。

 

このように小規模な会社で赤字にすれば、年間7万円だけの税金できりもりできちゃいます。会社設立をしたいと考えている方は「最低でも年間で7万円の税金を納めることになる」ことを覚えておきましょう。

 

でも「赤字の法人って平気なの?」と思う方も多いですよね。会計事務所で働けばすぐわかるのですが、ほとんどの中小企業は赤字ですw

 

中小企業の6割以上は赤字という事実

中小企業の半数以上は赤字です。

 

2016年度に決算期を迎えた国内企業のうち赤字企業の割合は63.5%(15年度比0.8ポイント減)で、7年連続で減少したことが国税庁のサンプル調査で30日分かった。黒字企業の所得額は59兆4612億円(同3.9%増)となり、2年連続で過去最高を更新した。

日本経済新聞

 

なぜ中小企業は赤字なのかといえば、誰も税金を払いたくないからw

それに中小企業は手元に十分な現金がないケースが多いので、できるかぎり節税して運転資金を確保しようとするんです。

 

とはいえ、赤字続きの会社はそのうち潰れてしまいそうですよね。でもこれがなかなか潰れないんですよ。なんでかといえば、わざと赤字になるように利益を調整しているからですw

赤字の法人がなかなか潰れない理由

赤字の法人がなかなか潰れない理由は、社長さんが法人の利益を調整しているからです。

 

「そんなことしていいの?」と思われるかもですが、問題なしです。べつに悪いことをしているわけではないんです。

 

どういう仕組みかというと、中小企業の社長はじぶんで役員報酬を決めることができます。なので「今期は事業が上手くいって利益が出そうだな」と考えれば、役員報酬をぐっと引き上げて、会社の経費を作れば良いんです。

 

たとえば会社の利益が1000万円の黒字になりそうであれば、役員報酬の額を毎月100万円ずつ増やせば1200万円の経費が作れちゃいますよね?そうすれば、会社は200万円の赤字にかわりますww

 

つまりお給料を払うだけの力がある会社でも、会社を赤字にすることはカンタンなんです。

 

一方で、社長個人にかかる税金は高くなります。役員報酬が1200万円増えるので、所得税と住民税の支払額が大きくなっちゃいますよね?

 

このように法人を一つもっておけば、所得を個人と法人に分散できるので税金を調整できるようになります。

節税したいなら赤字の法人を作ろう

個人事業主の方である程度の売上が確保されている場合は、法人を作っておいて節税するのがいいでしょう。赤字の法人が一個あるだけで、選択肢が広がります。

 

また時間のあるうちに法人を一つ作っておくのもありです。会社設立には早くても2〜3週間はかかりますし、けっこう手間もかかるんです。

 

またもし法人を作って事業がうまくいかなくなっても、休眠届を出して活動を停止することもできます。(均等割の7万円はかかります)

「早いうちに法人を作って選択肢を増やしておきたい」という方は会社をつくっちゃいましょう。今の時代、確定申告と同じくらい、ひとりでもカンタンに会社も作れるようになりましたw

 

会社設立の手順

ざっくりですが、会社設立までの手順はこれです。

  1. 会社設立に必要な資料を集める(資金、判子の作成)
  2. 定款の作成と認証(会社の基本情報を決める)
  3. 登記の作成と申請

 

この中で一番時間がかかるのは、②会社の基本情報を決めることです。大まかに言えば、会社の名前と事業内容などです。とくに事業内容は重要で、今後もらうかもしれない融資のことを考えたり、これから参入するかもしれない事業についても検討しないと損します。

 

とはいえ、これだけ決まってしまえば、会社設立は一人でできます。そのときに使うのが会社設立freeeです。これさえあれば、だれでも会社設立できちゃいます。

 

ちなみに完全に無料なので、司法書士や税理士に任せないでご自身で会社設立することをおすすめします。依頼をすれば手数料で8万円ほど取られますので…

まとめ:赤字法人で税金を節約しちゃおうw

個人事業主で売上が出てきているなら、法人を一つ作っておくといいですよ。なんせ法人を赤字にしてしまえば、年間で7万円しか税金を払わないで済みます。

 

それに受け皿が増えるため、所得を個人と法人に分散させることで、大幅な節税が期待できます。社長さんはこうやってお金を貯めているんですねw

 

会社設立を考えている方は、じぶんで調べて行動すれば、15万円くらいで法人が作れます。法人を作るときは、会社設立freeeの一択です。完全無料なので最強ツールですw

 

では今日はここまでにしますね。

節税をして、ざくざく現金を増やしましょう(・ω・ゞ

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