10万円節約!やよいの青色申告の使い方【画像で解説】

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「初めてだけど、確定申告をしたい…」

「やよいの青色申告で確定申告をするまでの手順を教えて!」

 

このようなお悩みにお答えします。やよいの青色申告を使おうか検討している方、すでに弥生を使っていて、確定申告の手順を知りたい方に向けて記事をまとめてました。

やよいの青色申告の使い方

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やよいの青色申告で確定申告をする手順をまとめました。

 

  1. 会計資料を集める
  2. 領収書を勘定科目ごとに分ける
  3. 勘定科目ごとに合計金額を求める
  4. 勘定科目をやよいの青色申告に入力する
  5. やよいの青色申告で、確定申告書を作成する
  6. やよいの青色申告から確定申告書を印刷して税務署に郵送する
  7. 所得税を納税する必要があればクレジットカードで支払いをする

 

これから確定申告の手順を教えるまえに、まずは確定申告でいくら税金を払うことになるのかシミュレーションしてみましょう。

まずは確定申告のシミュレーションしましょう

スモビバで確定申告のシミュレーションをしてみてください。完全無料です。

 

たとえば、売上500万円で経費が250万円のホステスさんの確定申告をシミュレーションをしてみます。

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「計算する」をクリックすれば、所得税、住民税、国民健康保険料の概算がわかりますよ!

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今回のケースでは、合計で425,000円の税金等がかかることがわかりますよね?ちなみに青色申告にしないと65万円の控除は使えないので気をつけてください。

参照:青色申告で65万円控除!

 

会計資料を集める

まずは会計に必要な資料を集めてください。日付は1月1日から12月31日までのものです。

 

じつは領収書などの資料を集めるのが一番大変です…ここだけは日々どれだけ領収書の管理を意識しているかの差が出ます。

 

領収書やレシートは金券とも言われていて、1枚のレシートを計上するだけで、税金が8~30%ほども安くなります。捨てないようにしてくださいね…

 

領収書を勘定科目ごとに分ける

領収書を集めたときは、勘定科目ごとに振分けをしましょう。けっこう地味でめんどくさい作業ですが、がまんするしかないです。

 

ちなみに個人で消費税の確定申告が必要ない場合は、勘定科目を多少間違えても問題なしなのでご安心ください。

 

たとえば、旅費交通費と消耗品費を間違えてもOKです。

なぜかといと、どちらも経費で消費税が課税だから。

 

ちょっと専門的な話しですが、消費税の課税と非課税さえまちがえてなければ、タクシー代を消耗品費に計上したって大丈夫なんです。

 

最終的な結果がおなじなので。

 

とはいえ、勘定科目ごとに経費をわかることはだいじなので、ある程度ちゃんと分類してくださいね。「どんなものが経費になるの?」と思った方は「個人事業主の経費まとめ」で確認しましょう。

 

勘定科目ごとに合計金額を求める

ここからは申し訳ないのですが、Excelか電卓が必要です。まだやよいの青色申告は使わなくていいです。

 

まず勘定科目ごとに合計金額を求めてください。金額が少ない分には多少間違えても大丈夫です。

 

たとえば、消耗品費120,478円、通信費174,443円、旅費交通費313,555円といったぐあいで、年間の合計金額だけ知りたいです。※集計したときのエクセルや手書きノートは保管しておいてください。

 

ただし、経費を多く計算してしまうのだけはダメです。ペナルティをもらうかもなので。

一方で計算ミスで経費を少なくするのはアリですw

じっさいに会計事務所の人も計算間違えをしょっちゅうしてますから。

 

勘定科目をやよいの青色申告に入力する

さて、やっとここから「やよいの青色申告」を使います!

 

さきほど計算した勘定科目の合計額をやよいの青色申告に入力してください。

 

この記事ではつぎの勘定科目の合計金額を入力していきます。

  • 旅費交通費→1,848,000円
  • 接待交際費→3,300,321円
  • 広告宣伝費→1,290,000円
  • 水道光熱費→790,009円
  • 地代家賃→2,300,000円
  • 消耗品費→300,226円
  • 会議費→200,988円
  • 通信費→56,008円
  • 売上→11,388,890円

 

ちょっとリアルですねw

 

「メインメニュー」→「仕訳の入力」で仕訳をつくれます。たとえば旅費交通費を入力する場合は下記のように仕訳をつくり、さいごに登録ボタンを押してください。

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ちなみに経費はすべてこの仕訳です

旅費交通費の部分を別の勘定科目に変えればOKデス。

 

念のため売上の仕訳も作っておきますね!

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やよいの青色申告で、決算書を作成する

仕訳がすべて入力できたら、いよいよ確定申告書を作ります!

「メインメニュー」→「確定申告」から確定申告の作成できるので開いてください。

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資産がなければ減価償却の計算はスキップで平気です。

なにが資産になるのかわからない方は「いくらまで消耗品費になる?10万円以上でもすぐ経費にする方法は?」を参考にしてください。

 

減価償却費の仕訳は「減価償却費の決算仕訳は?固定資産台帳も必要なの?【残高が大事】」をどうぞ。

 

①最初は基本情報を入力します。

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②つづいて、売上と仕入れですが、勝手に数字が飛んでいるのでなにもしなくてOKです。

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③経費の家事按分をします。たとえば自宅の家賃や水道光熱費を経費にするときは、だいたい30%くらいを経費に計上します。そのときの処理が家事按分です。

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④家賃の内訳はざっくりでも大丈夫です。

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⑤家族や従業員がいる方は下記の画面で入力してください。

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これで終わりです。あとはダウンロードして印刷すればOKです。

ここまでが決算書の作り方でした。

 

このような手順で確定申告書も作れます。確定申告書の作り方については、後日有料記事として公開しようと思います。

 

とはいえ、やよいの青色申告に従えば、一人で確定申告書をつくれちゃいます。もし「一人では不安だ…」と感じる方がいたら、確定申告、仕訳作成の相談が無料でできるベーシックプランにするといいですよ!

 

確定申告書を印刷して税務署に郵送する

確定申告書の作成がおわったあとは、申告書を郵送で提出しましょう。提出先は、お住まいの住所を管轄している税務署になります。

参照:国税庁で管轄税務署を検索する

ちなみに提出方法は、郵送以外にも電子申告やちょくせつ税務署で提出する方法がありますが、郵送がもっともカンタンで確実です

電子申告だと、パソコンの設定に時間がかかりますし、マイナンバーカードやカードリーダーがないとそもそも電子申告ができないです…

また、ちょくせつ税務署で提出する場合は、カンタンなチェックが入り、すぐに受理してもらえないケースがあるんです。たとえばマイナンバーを書いてなかったりと

 参照:確定申告でマイナンバーは書かなくていい?

 

なので、郵送で提出する方法が一番ストレスフリーです。

 

納税があればクレジットカードで支払をする

確定申告がおわったら、ネットから納税しましょう。

ただし、確定申告書を作成して、納税額がゼロであれば、この手続きは不要です。

税金の支払いは国税クレジットカードお支払いサイトから、納税することができます。

税金を払うには、納付書という専用の用紙に金額や住所を記入して、銀行などの金融機関で支払うことになります。なんとコンビニでは払えないんです…

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これではめんどうですよね。そもそも用紙ないし、銀行が営業している時間に、銀行まで行く必要があります…

なので国税クレジットカードお支払いサイトから所得税を払いましょう。

ただし、クレジットカード決済の手数料が取られます…とはいえカードにポイントが貯まるので、プラマイゼロです。

手順は簡単で、下記の3つを入力するだけです。

  1. 基本情報
  2. 納付内容
  3. クレジットカード情報

納付内容だけは、分かりづらいとおもうので詳しく解説します。国税クレジットカードお支払いサイトで赤字の部分を入力してください。

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本税と合計額は確定申告書に書かれています。確定申告書の第一表の47番に書かれた金額を入力しましょう。

income-tax

もし47番が0円なら、納税額はゼロなのでこの手続きは不要です

あとはクレジットカード情報を入力して、納付で終わりです。

おそらく5以内でおわりますね。

 

まとめ:やよいの青色申告を使い、一人で確定申告しましょう

もう一度、確定申告の流れをおさらいすると次のようになります。

  1. 会計資料を集める
  2. 領収書を勘定科目ごとに分ける
  3. 勘定科目ごとに合計金額を求める
  4. 勘定科目をやよいの青色申告に入力する
  5. やよいの青色申告で、確定申告書を作成する
  6. やよいの青色申告から確定申告書を印刷して税務署に郵送する
  7. 所得税を納税する必要があればクレジットカードで支払いをする

 

やよいの青色申告を使えば、一人で確定申告できちゃいます(。・x・)ゞ

確定申告は個人で済ませる時代ですね。むしろアメリカとか海外では、個人で申告している人がほとんどなんです。

 

わたしたちも時代のながれに逆らうことなく、税理士に払う10万円を節約するためにも、個人で確定申告書を作りましょう。

 

やよいの青色申告では無料お試しプランもありますが、無料版だと制限があり確定申告書が作れないです…なので初年度が無料のセルフプランか、確定申告と仕訳作成の相談がついているベーシックプランがいいと思いますよ。

 

まずはやよいの青色申告を開いて、「申し込む」をクリックしてください。

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つづいて、「セルフプラン」か「ベーシックプラン」を選択してください。

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セルフプランとベーシックプランのどちらでも確定申告書が作れます。

 

ただ、「仕訳を一人で作れるか心配…」、「確定申告書も作れるかな…」と不安な方はベーシックプランがいいと思います。仕訳作成と確定申告書の作成の相談ができるので、安心できますよ。

とはいえ、セルフプランでも十分です(。・x・)ゞ

 

プランを選んだら、メールアドレスとパスワードを登録しましょう。

register

 

セルフプランを選べば、初年度の請求額は0円と確認できます。

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今回の記事は以上です。

最初は大変かもですが、来年からはずっと楽になりますよ。

 

確定申告書を作成するのもスキルの一つです。

3月15日の期限に間に合うようにさっそく行動あるのみです。

» やよいの青色申告を始めてみませんか?(。・x・)ゞ

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