「請求書に交通費は含めていい?」
「請求書の書き方は?」
このような疑問にお答えします。
クライアントが負担してくれるのであれば、交通費も請求書に記載してOKです。
ただし、消費税の表示を間違えないようにしましょう。
請求書に交通費を含めるときの書き方
請求書に交通費を含めるときは、税込みの金額を記載して、請求書の消費税計算には含めないようにしましょう。
すこし分かりづらいので、具体例で説明します。
たとえばあなたはインタビュー専門のライターで、立替えた交通費をクライアントに負担してもらうとします。タクシー代は税込み3,000円かかりました。で、インタビュー代の税込み10,800円とあわせて請求書を作成します。
このとき、タクシー代は税込み金額で記載して、請求書の消費税の計算式には含めないようにしましょう。
でないと、二重で消費税を請求してしまうミスが起こります。
こちらをご覧ください。
請求書に交通費は税込みの金額で計上しているのに、また消費税が計算されてしまい、請求額が大きくなってしまいました。
正しくはこちらです。
なぜこのようなことをするかというと、今回の交通費はあくまで立替金だからです。
お金を立替えただけなのに、消費税を上乗せして請求したら余分にお金をもらうことになってしまいますよね?
立替え経費は税込みで記載のうえ、消費税対象外にして、請求書の消費税計算に含めないのがおすすめです。
Misocaを使う場合は、消費税の区分を選択できるので下記のように対象外にすればOKです。
このように、立替金である交通費は、請求書の消費税の計算式には含めないようにしましょう。
でないと消費税を二重で請求してしまいます…
請求書に記載すべき事項はなに?
請求書に最低限記載すべき事項はこの5つです。
国税庁がちゃんとホームページで公表しているんですよ。
- 取引内容
- 取引年月日
- 取引金額(税込み)
- 書類作成者の氏名又は名称
- 書類の交付を受ける事業者の氏名又は名称
国税庁:請求書
この他に、あなたや会社の住所、電話番号、振込先口座、支払期日も記載してください。
また請求書に印を押しておくとなおよいです。
法的な決まりはありませんが、請求書の押印の有無を気にするクライアントは多いのでフリーランスさんはとくに気をつけておいてください。
ちなみに印影をいれておけば押印する手間が省けるので便利ですよ。
こんな感じで。
これも例によってMisocaで設定できます。
ここまで色々説明してきましたが、「まあよくわからないので請求書のフォーマットをください」という方がほとんどですよね。
すでに書いてしまいましたが、私が知るかぎりで請求書作成で便利なのはMisocaです。
Misocaなら毎月無料で5枚の請求書を作成できますので、副業を始めたばかりの方や個人事業主さんに便利だとおもいます。
しかもクラウドで請求書を作成できるので、ネットがあればどのパソコンからでも請求書を発行できます。
クライアントから「請求書をいただけますか?」と言われたときにいつでもすぐに発行できるのはクラウドサービスならではですね。
また見積書、納品書、領収書もMisocaだけで発行できます。
ビジネスチャンスは突然来るものです。
請求書、見積書等の発行で不備があると、せっかくのビジネスチャンスを見逃してしまうリスクがあります…。
いまエクセルの請求書フォーマットを使っている方は、今すぐにでもMisocaに乗り換えましょう。
無料でお試しできるサービスなのでリスクゼロです。
それによく考えてみると、エクセルだとパソコンがバグるとデータ消滅するリスクもありますね。
クラウドでできる請求書の作り方
Misocaを運営しているのは弥生会計だけあって、使い勝手がかなりいいですよ。
しかも毎月作成する請求書の枚数が5枚以下ならずっと無料で、使い方もカンタン。
まずは相手先とあなたの基本情報を入力します。
つづいて、請求内容を入力しましょう。
さいごは振込先を入力して終わりです。
これでおわりです。
Misocaのいいところは、いちど請求書を作成すれば複製を使い回せるところですね。
またクラウドにデータが保存されているので、インターネットにつながればどこからでも請求書を発行できますし、確認もできます。
ほとんどの個人事業主はまだExcelのテンプレートで請求書を作成しているとおもいますが…Excel請求書だと、関数式を誤って間違えたままになってしまうことがよくあるんですよね。
一方でMisocaを使えば、そんなエラーは起こりえないです。
追記:今回の消費税増税にすぐに対応してくれました(2019/12/7)。
またMisocaなら請求書だけではなく、領収書、見積書、納品書も作成できます。それぞれの書類ごとにExcelフォーマットを準備するよりも、Misocaでこれらの書類を一括管理した方が圧倒的に作業効率がいいですよ。
まとめ:交通費は税込みで記載して、請求書の消費税計算には含めないようにしましょう
立替金を請求書するときは消費税の区分に気をつけましょう。
私としては、税込みの金額を記載して、請求書の消費税計算に含めないようにするのがいいと思います。
もしこれで交通費分の消費税を含めてしまうと、二重で消費税を請求してしまうことになるので注意してください。
これから請求書の作成する方はMisocaを使ってみましょう。毎月5枚までは無料で請求書を発行できます。また請求書だけではなく、領収書、見積書、納品書の発行まで一括でできるんです。
Excelで請求書を管理すると、計算リスク、データ消滅リスク、時間ロスがありますよ。
いまはクラウドサービスの時代です。
機会損失を招く前に、今すぐにでもMisocaを使いましょう。
どうしてもExcelで請求書を作りたいという方はMisocaから請求書のテンプレートも無料ダウンロードできます。Misocaは無料でお試ししましょう。