修正仕訳のやり方は?帳簿を間違えたときの対処方法【仕訳で解説】

「修正仕訳のやり方を知りたい…」

「帳簿で間違えたときはどうすればいいの?」

 

上記のような疑問にお答えします。

仕訳を間違えたときは、①逆仕訳をして、②正しい仕訳を作成するのがおすすめです。。

 



修正仕訳のやり方は?

修正仕訳のやり方はおもに2パターンあります。

 

  1. 逆仕訳をする方法
  2. 残高を合わせる方法

 

簿記の試験とかだと、②の方法で教わることが多いのですが、実際は①の逆仕訳が便利です。

 

逆仕訳をする

仕訳を間違えてしまったときは逆仕訳をしましょう。

 

たとえばスタバのコーヒー代を「旅費交通費」で計上してしまった仕訳を修正しましょう。

 

日付 借方 借方金額 税区分 / 貸方 貸方金額 税区分 摘要
4/1 旅費交通費 330 課税仕入10% 現金 330 対象外 スターバックス

 

まずは逆仕訳を作ります。

 

日付 借方 借方金額 税区分 / 貸方 貸方金額 税区分 摘要
4/1 現金 330 対象外 旅費交通費 330 課税仕入8% スターバックス

 

消費税の区分にも気をつけてくださいね。

つづいては、正しい仕訳を作ります。

 

日付 借方 借方金額 税区分 / 貸方 貸方金額 税区分 摘要
4/1 会議費 330 課税仕入10% 現金 308 対象外 スターバックス

 

こんな感じで、一旦逆の仕訳を作成してから正しい仕訳を作るのを逆仕訳といいます。

全部で3つの仕訳を作るため、仕訳数は増えてしまいますが、間違えた記録が残るのでこれがおすすめ。

 

間違えた仕訳を直接編集すればいいのでは?

わざわざ逆仕訳を作らないで、間違えた仕訳を直接編集すれば良さそうですよね。

それなのになぜわざわざ逆仕訳を作ると思いますでしょうか?

 

よくある例は、複数の仕訳をまとめて修正するときです。

たとえば売上の仕訳で消費税の区分を8%と10%で間違えたとしましょう。

で、その間違えた仕訳が100件あったとしたら、一つひとつ修正するには面倒ですよね?

 

そういうときに、合計額を逆仕訳して、そのあとに正しい仕訳を作ります。

こんな感じですね。

 

①下記の仕訳が合計で100件ある。売上の税区分が10%になるべきところ8%で計上してしまった…

日付 借方 借方金額 税区分 / 貸方 貸方金額 税区分 摘要
4/1 現金 100 対象外 売上 100 課税売上8% アマゾン

 

②100件分の合計額で逆仕訳を作る

 

日付 借方 借方金額 税区分 / 貸方 貸方金額 税区分 摘要
4/1 売上 10,000 課税売上8% 現金 100,000 対象外 アマゾン

 

③100件分の合計額で正しい仕訳を作る

 

日付 借方 借方金額 税区分 / 貸方 貸方金額 税区分 摘要
4/1 現金 10,000 対象外 売上 10,000 課税売上10% アマゾン

 

これならわざわざ100件の仕訳を作らなくても、たった2件の仕訳ですべての売上の税区分を修正できました。

とはいえ、freeeやマネーフォワードを使えば置換で仕訳を一気に変換できるようになったので、逆仕訳しなくてもいいのですけど。

 

残高を合わせる方法

残高を合わせる方法もお伝えしておきますね。

 

たとえば、アマゾンの売上で100円と計上すべきところを10円だけしか計上してなかったとき。

 

日付 借方 借方金額 税区分 / 貸方 貸方金額 税区分 摘要
4/1 現金 10 対象外 売上 10 課税売上8% アマゾン

 

合計で売上が100円計上されればOKなので、差額の90円を計上します。

 

日付 借方 借方金額 税区分 / 貸方 貸方金額 税区分 摘要
4/1 現金 90 対象外 売上 90 課税売上8% アマゾン

 

残高を合わせる実例

たとえば源泉所得税の預かり金の残高が合わないことがよくありますよね?

年末調整したら、帳簿の源泉預かり金と合わない…というかんじで。

 

で、どの仕訳が間違えているのか全然分からない…でも年末調整で計算した源泉額が正しいはず…というときは、預かり金の残高を合わせる修正仕訳を作ります。

 

預かり金の残高が100円足りないというときは、短期借入金で調整しちゃいます。

 

日付 借方 借方金額 税区分 / 貸方 貸方金額 税区分 摘要
4/1 預かり金 100 対象外 短期借入金 100 対象外 源泉所得税

 

まとめ:修正仕訳のやり方は状況に合わせて使いこなそう

修正仕訳のやり方はおもに2パターンありました。

 

  1. 逆仕訳をする方法
  2. 残高を合わせる方法

 

複数の仕訳を一気に修正するときは、逆仕訳が便利でしたね。

で、どの仕訳が間違えているかわからない…でも正しい残高はわかる、というときは残高を合わせる修正方法が便利でした。

多数のコメント、ありがとうございます(・∀・。)

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