使えない税理士の特徴とは?顧問契約を変更すべき?【ダメな税理士】

「税理士が使えない…」

「税理士を変えるべきかもしれない…」

 

このようなお悩みにお答えします。

使えない税理士はまず質問がありません。

 

資料を受け取ってから、「帳簿や申告書を作りました」と報告されている場合は税理士がミスをしている可能性が非常に高いので注意してください。

 

使えない税理士の特徴とは?

使えない税理士の特徴を、過去の経験からまとめてみました。

 

  1. 質問がない
  2. 連絡がおそい
  3. 申告書の作成がおそい

 

上記のうちでもっとも危険なのは質問がない税理士ですね。

なんでかというと、税理士が勝手な解釈をして帳簿を作り、そして同じミスを繰り返している可能性が非常に高いからです。

 

しかもやっかいなことに、帳簿を読み解くスキルがないとミスに気づけないリスクがありあます。

 

質問がない

税理士から「資料をください」と言われることは多々ありますよね。

決算、年末調整などで。

 

で、資料を受け渡したあとに税理士から質問はありますでしょうか?

もしくは不足資料について催促の連絡はありますでしょうか?

 

ここで一切質問がない時は、

 

  1. 税理士が自分勝手な理解で業務を進めている
  2. 受け取った資料を機械的にさばいているだけ

 

の可能性がありますよ。

 

これによって、帳簿ミスが生じ、損している可能性が非常に高いんです。

帳簿ミスについては帳簿を読み解くスキルがないと見つけづらいので、かなり厄介です…

 

私の親族の確定申告で10年間同じミスをされた事例

実際私の親族の確定申告で、10年間同じミスを繰り返されていました。

 

年間40万円の固定資産税が10年間未計上なので、400万円の経費漏れです。

で、所得税を5%、住民税を10%とすれば60万円の損ですね。

 

事情を詳しく説明しますと、私の親族は投資不動産を2件持っているのですが、租税公課に固定資産税が1件分しか計上されていなかったんですよ。

 

固定資産税は不動産ごとにかかるので、2件分あるはずなのですが…(←を推測できない税理士が多い。)

 

私がはじめて彼の確定申告書をみてミスに気づきました…

 

不動産で固定資産税を未計上にしてしまうミスが起こる理由としては、固定資産税が年4回の分割払いだからだと思います。

 

なので、資料を提出する事業者も、渡し忘れしやすいですし、税理士も確認不足なケースが多いです。

 

とはいえ、帳簿に不動産が2件計上されていれば、固定資産税が2件分あるのは明らかなのでこれは税理士のミスですね。

 

こんな感じで、質問がない税理士は、受け取った資料をただ機械的に仕訳にして帳簿を作り、申告書を作っているだけ。

 

これでは隠されたミスが起こりやすいので非常に危険です

気をつけましょう…

 

連絡がおそい

連絡がおそい税理士も使えないケースが多いです。

 

というのも仕事ができる人はいつだってメールの返信が早いですからね。

 

でも税理士が多忙な方が多いので、あなたの優先順位が低いと連絡がおそくなる可能性はあります。

 

税理士もビジネスなので上客を優先して連絡等するはずです。

 

質問がない税理士に比べれば、連絡が遅いのは許容範囲ではないでしょうか?

 

申告書の作成がおそい

資料を早めに渡しているのにもかかわらず、申告書等の作成がおそい税理士はスケジュール管理が下手な可能性があります。

 

人は焦ると間違えるので、申告期限ギリギリに納税額を連絡している税理士は使えない可能性が高いです…

 

申告書の作成が遅い税理士は非常に多いので、このあたりは優秀な税理士を辛抱強く探すしかないですね。

 

もしくは、「申告期限の2週間前までに納税額を教えて下さい」と事前に伝えておくのも一つのテクニックだと思いますよ。

 

税理士は事業者が管理しましょうw

 

一回税理士を変えるのものアリでは?

税理士が使えないかもしれない…と思った方は一度税理士を変えてみるのもアリだと思います。

 

税理士との顧問契約は1年ごとの自動更新が多いです。

本来なら1年ごとに、「この税理士に依頼していいのか?」検討すべきなんです。

 

ただし、税理士を変更するときは、最近の事業内容について帳簿を見せながら詳しく説明しましょう。

 

とくに説明すべきは大きな金額が動いた取引です。たとえば、

  • 不動産投資家なら20◯◯年に物件を購入して、消費税の還付を受けた
  • 昨年に事業用の車を300万円で購入した
  • 役員社宅で30万円を経費計上している

 

などなど。

めんどうかもしれませんが、細かく説明したほうがいいですよ。

 

そのほうが「この社長はきちんと会社の数字を把握している」と税理士に思われるので、丁寧な対応をしてくれるとおもいます。

 

正直に申しあげて、プロが帳簿をみれば会社の状況は推測できるんですけどね…

 

まあ会計処理を間違えられて損するのは困るので、最初だけは細かく説明したほうがお互いにとっていいとおもいます。

 

まとめ:使えない税理士は質問がありません。コミュニケーションが取れない税理士は変更しましょう

使えない税理士の特徴はこちらでした。

 

  1. 質問がない
  2. 連絡がおそい
  3. 申告書の作成がおそい

 

とくに危険なのは、質問がない税理士です。

機械的に作業をしていて、ミスばかりしている可能性が非常に高いので気をつけてください。

 

また申告書の作成がおそい方も、慌ててミスしているかもなのでヤバめです。

 

このように考えていくと、数字から状況を推論でき、スケジュール管理もよく、コミュニケーション力が高い税理士が優秀だとおもいます。

 

なかなかのような税理士さんはいないですが、せめてコミュニケーション力がたかい税理士を見つけてほしいです。

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