サンプル品を購入したときの仕訳は?無償で配ったときはどうなる?

「サンプル品を購入したときの勘定科目は?」

「サンプル品を無償で配ったときの仕訳はどうなるの?」

 

上記のような疑問にお答えします。

サンプル品を購入したときは販売促進費や消耗品費でOKです。

 

無償でサンプルを配ったときは仕入を見本品費という勘定科目に振り替えるだけですよ。

 



サンプル品を購入したときの勘定科目は?

サンプル品を購入したときの勘定科目は販売促進費or消耗品費でOKです。

 

たとえばネットショップを経営していて、海外からiPhoneのアクセサリーをサンプルで仕入れたときは販売促進費でいいとおもいます。

 

仕訳にしましょう。

 

日付 借方 借方金額 税区分 / 貸方 貸方金額 税区分 摘要
4/1 販売促進費 10,000 課税仕入れ10% / 現金 10,000 サンプル品

 

消耗品費でも大丈夫なのですが、消耗品費は範囲が広いので細かく管理したいのであれば販売促進費を使うと便利ですね。

 

無料のサンプル品を配ったときは?

自社で取り扱っている商品について、新規顧客から「サンプル品をください」と言われることってありえますよね?

 

すでに仕入で計上しているのであれば、仕入を販売促進費に振り替えましょう。

 

仕訳にすると、

日付 借方 借方金額 税区分 / 貸方 貸方金額 税区分 摘要
4/1 仕入 10,000 課税仕入れ10% / 現金 10,000 商品

 

上記に仕入のうち、5/1に5,000円分をサンプル品として配ったとしますね。仕訳はこちら。

 

日付 借方 借方金額 税区分 / 貸方 貸方金額 税区分 摘要
5/1 販売促進費 5,000 課税仕入れ10% / 仕入 5,000 課税仕入れ10% サンプル品

 

どちらも費用科目なので、勘定科目を入れ替えているだけです。

 

どうしてこんな処理をするかというと、

 

  1. サンプル品に使った費用を管理するため
  2. 売上総利益と営業利益の数字に影響が出る

 

からですね。

 

①についてはこれ以上の説明はないのですが、②については少し詳しく説明しますね。

 

売上総利益と営業利益に影響がでる

経営者は、売上総利益と営業利益はけっこうチェックするんですよ。

 

念のため両者の計算式をまとめますね。

 

  • 売上総利益=売上ー仕入
  • 営業利益=売上総利益ー販管費

 

ご覧のとおり、仕入が減れば売上総利益が上がりますよね。

 

たとえば10,000円の仕入に対して、25,000円で売上があれば、売上総利益は15,000円です。

 

ところが実際は仕入のうち3,000円分はサンプル品として消費していれば、売上総利益は18,000円に変動します。

 

売上総利益は商品自体の魅力を評価する数字なので、数字が高いと「うちの商品は良くできている」と判断されます。

 

実際は数字が違うので正しくない判断かもですが…

 

このようにサンプル品の分も仕入に入れてしまうと、誤った経営判断に導いてしまうリスクが潜んでいます。

 

すこし細かい内容かもですが、きちんとした経営判断するためには必要な知識だと思いますよ。

 

まとめ:サンプル品を購入した時は販売促進費で。売上総総利益には含めないようにしましょう

 

サンプル品の仕訳は販売促進費or消耗品費でしたね。

 

また仕入の一部をサンプル品として消費したときは、勘定科目を振り替える仕訳を作りました。

 

どうしてこんな処理をするかというと、

 

  1. サンプル品に使った費用を管理するため
  2. 売上総利益と営業利益の数字に影響が出る

 

からでした。

 

とくに売上総利益は、商品自体を評価する指標になるので、この数字にズレがあると経営判断を誤った方向に導いてしまうリスクが潜んでいるので注意してください。

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