「現金出納帳でおすすめのソフトを知りたい」
「現金出納帳は手書きじゃダメ?」
上記のような疑問にお答えします。
ホスメモ は会計事務所歴5年で、個人でweb制作等の事業もしています。
なので会計事務所と事業者の視点、どちらも理解したうえで解説できます。
結論をいうと、現金出納帳は会計ソフトを使った方がいいです。
というのも印刷したときの見栄えがいいですし、自動計算してくれるから。
詳しく解説しますね。
現金出納帳でおすすめのソフトはどれ?
現金出納帳でおすすめの会計ソフトはこちらです。
どれも聞いたことがある会計ソフトだと思います。
上記の会計ソフトすべてを使用しているのですが、おすすめはfreeeです。
というのも、簿記初心者向けにソフトが設計されていて使いやすいから。
経理経験者レベルになるとマネーフォワードや弥生会計もありですね。
けっきょくは使ってみないと、どの会計ソフトがいいかわからないもの。
無料で1ヶ月間はお試しできるので、実際に手を動かしてみましょう。
現金出納帳をエクスポートしてみよう
freee、弥生会計、マネーフォワードで現金出納帳をエクスポートしてみました。
まずはfreee。
つづいてやよいの青色申告
最後にマネーフォワード。
実際のところ、助成金や融資等で現金出納帳を提出する機会はないと思います。
いっぽうで税務調査では現金出納帳がかならず求められますね。
というのも現金商売が一番ごまかしやすいから。
言い方が悪いかもですが、現金取引は証憑があいまいなケースが多いです。
だから現金の残高管理はけっこうむずかしいんですよ。
税務署としては現金がしっかり管理できていて、架空経費等がないか確実にチェックしたいんですね。
エクセルや手書きで現金出納帳を管理するのは非効率な話
最終的にお金がかかるなら、「エクセルやノートに手書きで現金出納帳をまとめようかな」と考える方は多いです。
でもこれが負の連鎖を引き起こしていることに気づいて欲しい。
会計ソフトを使用しないと非効率なんですよ、ほんとに。
おそらく会計ソフトを使わない方法を考えている方は、かけだしのフリーランスや起業家です。まだ売上が不安定だから、お金を使いたくない気持ちはわかります。
しかしながら、経理に時間をかけてしまって、売上を下げてしまっては意味がないですよ。
売上がないなら営業をするかマーケティングを頑張るべき。営業に時間をかけるべきなんです。
現金出納帳だけでは貸借対照表や損益計算書は作れない
会計ソフトを使えば現金出納帳に入力したデータは、自動で貸借対照表や損益計算書に反映されます。
いっぽいでエクセルや手書きの帳簿ではそうはいないですよね。
けっきょくエクセルや手書きの帳簿は会計ソフトに入力しなおさないといけないわけでして、2重の手間がかかります。
それに転記ミスのリスクもある。
このように考えていくとどれだけ非効率なのかわかりますよね?
経営とはとことん効率化をもとめるもの。
非効率な作業はどんどん削除すべきです。
税理士に依頼し続けるなら手書きもOK
さんざんエクセルや手書きの帳簿を廃止すべきといいましたが、税理士を雇うのであれば話はかわります。
税理士が会計ソフトを使い帳簿を作成するのであれば、事業者は会計資料を提出すればOKですからね。
ただし、手書きだとそのぶん税理士に手間がかかるので、税理士費用を上げられるケースがあるので承知してください。
というか確実に手間を考慮されていますね。
もし会計ソフトに入力してくれる事業者なら、税理士の仕事は帳簿チェックと申告書の作成等なのでそのぶん費用を節約できます。
というわけで、エクセルや手書きで帳簿をつけるだけの時間があるのであれば、会計ソフトに直接入力したほうが効率的ですし、税理士費用を節約できるのでした。
まとめ:現金出納帳は会計ソフトに入力しよう、手書きは非効率です。
現金出納帳でおすすめの会計ソフトはこちらでした。
- freee
- 弥生会計
- マネーフォワード
現金出納帳の管理はエクセルや手書きの帳簿でも可能です。
しかしながら効率性や正確性を考えたときに、会計ソフトを使うべきでした。
そして開いた時間で、営業やマーケティングをして売上の伸ばすべきです。
「会計ソフトの費用がもったいない」と考える方は、起業してまもない人ばかりです。
稼げる人は会計ソフトで帳簿を効率化させて、売上を伸ばすために時間をもっとかけようと考えるもの。
経営は効率化を求めれば成功します。
会計ソフトでビジネスを加速させましょう。