エンジニアは副業でいくら稼ぐと確定申告?【20万】

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「エンジニアの副業を始めたい…」

「副業エンジニアはいくら稼ぐと確定申告?」

「副業をばれないようにするにはどうればいい?」

 

上記のような疑問にお答えします。

 

所得税法上は、副業で20万円を超えて稼ぐと確定申告が必要になりますが、住民税では副業の収入があれば全員、申告をしなければいけません。

 

住民税で申告漏れがあると、会社に副業がばれることにつながります。

 

なのでけっきょくは副業をするのであれば確定申告をしたほうが早いです。

確定申告書を提出すれば、所得税と住民税の両方を申告できますので。

 

✔️この記事の内容

・いくら稼ぐと確定申告?

・確定申告の手順(副業エンジニア向け)

 



エンジニアは副業でいくら稼ぐと確定申告?

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エンジニアが副業で20万円を超えて稼ぐと確定申告が必要になります。

 

年末調整を受けた給与所得以外の所得が20万円以下のサラリーマンの方は、確定申告は不要です。

国税庁:副収入があるとき

 

ただし、これは所得税法上のはなしで、住民税は副収入があればすべて申告するとされています。

 

住民税の申告書だけ提出するのもアリですが、けっきょく申告するなら確定申告書を作成したほうがいいと思いますよ。

 

確定申告書を提出すれば、所得税と住民税の両方を申告することになるので。

 

副業エンジニアの確定申告の手順

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副業エンジニアの確定申告手順をまとめてみました。

 

  1. 源泉徴収票をもらう
  2. 経費を集める
  3. 帳簿を作成
  4. 申告書の作成
  5. 税金を納める

 

副業なので、本業の会社から源泉徴収票をもらうことを忘れないようにしてくださいね!

 

1、源泉徴収票をもらう

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年末調整がおわった12月〜1月までに源泉徴収票を本業の会社からもらってください。

 

確定申告では1年間で稼いだすべての所得を合わせて税金を再計算するので、源泉徴収票の内容が必要なんですよ。

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おそらく12月分の給与明細に源泉徴収票を同封されていると思います。

 

ざっくりいうと源泉徴収票は本業の会社で、

 

  1. 給与はいくらなのか
  2. 所得控除等はいくらか
  3. 税金はいくら納めたか

 

が記載されています。

 

2、経費をあつめる

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エンジニアであればキャッシュレス決済されている方が多いと思うので、事業用のカードを作成し、カード明細をcsvやpdfで準備しましょう。

 

くわえてレシートや領収書は受け取っておいてください。

というのも、カード明細だけでは取引内容の詳細までは分からないから。

 

とくにどんな取引で明細が必要になるのかまとめておくと、

 

  1. 10万円以上の決済をしたとき
  2. 軽減税率8%と消費税率10%が混合しているとき
  3. 支払額の一部に税金が含まれるとき(ホテル、ゴルフ、車検等)

 

上記のような取引では、明細をもらっておきましょう。

 

①の10万円以上の決済をすると、備品なら資産計上or費用計上の判定が必要ですし、これは償却資産税や固定資産税にも影響を与えします。

 

②と③は消費税の話しですね。消費税の納税義務がなれば関係ない論点ですが。

 

課税仕入控除を適用するにはレシートや領収書が必要

もっというと、消費税法上は、下記の5つの記載がなければ「課税仕入控除」が取れないとされていますので、レシートや領収書は保管しておいたほうが無難です。

 

請求書に記載すべき内容

  1. 書類作成者の氏名又は名称
  2. 取引年月日 
  3. 取引内容 
  4. 取引金額(税込み) 
  5. 書類の交付を受ける事業者の氏名又は名称

国税庁:請求書等の記載事項や発行のしかた

 

課税仕入控除のはなしは、消費税の確定申告が必要でなければ関係ないです。

原則、2年前の課税売上が1,000万円を超えると消費税の確定申告が別途必要になるので覚えておくといいですよ。

 

時間のある方はこちらの記事で確認してください。

ホスメモ:いくらから消費税の確定申告は必要?計算方法は?【1,000万円】

 

経費の勘定科目については「損益計算書の勘定科目」でご確認ください。

 

3、帳簿を作成

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仕訳の作り方はご存じないですよね、きっと。

 

たとえば現金経費しかなければ、仕訳は2パターンだけなのでとても簡単です。

  1. 現金を出金したときの仕訳
  2. 現金を入金したときの仕訳

仕訳日記帳にしてみますね。

 

日付 借方 借方金額 税区分 / 貸方 貸方金額 税区分 摘要
4/1 会議費 308 課税仕入8% 現金 308 対象外 スターバックス
4/1 消耗品費 1,080 課税仕入8% 現金 1,080 対象外 ファイル
4/2 接待交際費 28,000 課税仕入8% 現金 28,000 対象外 つるとんたん
4/5 現金 50,000 対象外 売上 50,000 課税売上8% ホスメモ商事
4/6 通信費 8,800 課税仕入8% 現金 8,800 対象外 ソフトバンク
4/7 現金 150,000 対象外 売上 150,000 課税売上8% ホスメモ株式会社
4/25 水道光熱費 7,500 課税仕入8% 現金 7,500 対象外 電気、ガス代
4/25 地代家賃 70,000 課税仕入8% 現金 70,000 対象外 事務所
4/30 現金 450,000 対象外 売上 450,000 課税売上8% ホスメモパートナーズ
4/30 仕入 200,000 課税仕入8% 現金 200,000 対象外 4月分

 

上記は現金主義を採用し、現金経費しかない場合の例でした。

 

いっぽうで資産や負債を計上すべきものがからむと帳簿は複雑になります。

 

たとえば副業用に10万円以上のパソコンを購入すれば、一旦資産に計上して、数年間かけて減価償却を行い、費用計上するのですがご存知でしょうか?

 

ホスメモ:いくらから固定資産で計上する?【10万/20万/30万】

 

このような仕訳については、分からないものが見つかったら随時ググるか、freeeやマネーフォワードのような会計ソフトの指示に従うしかないですね。

 

また帳簿のチェックは①貸借対照表から②損益計算書を見ていくのですが、ここまでできるようになれば経理になれるレベルに達しますよ。

 

自動仕訳を活用する

もし仕訳がわからない方は、freeeやマネーフォワードの自動仕訳機能が便利だと思います。

 

ただし、注意点もあります。

 

  1. 同期するのはカード1枚にすること
  2. 事業用カードを使用すること
  3. 通帳は同期しないこと

 

自動仕訳を使ってみるとわかるのですが、けっこうめんどうです…。

自動で仕訳ができるとはいえ、承認ボタンは押さないといけないので、自動仕訳が積みあがってしまう方が多いんですよね。

 

もし自動仕訳を使うのであれば、カードを1枚だけ同期させて使ってみましょう。

 

4、申告書の作成

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申告書の作成は会計ソフトを利用したほうが圧倒的に早いです。

 

とくにfreeeはチェックリストに答えるだけ申告書が作成されるので、申告書の構造を理解していなくて大丈夫。

 

確定申告書で集計しているのは、

 

  1. 収入の合計額
  2. 所得の合計額
  3. 所得控除の合計額
  4. 税額控除の合計額
  5. 納めるべき所得税額

 

上記の五点です。

 

ここで重要なのが②の所得の合計額ですね。

 

所得の種類の判断が難しい

所得税法上、所得は10種類に分かれるのですが、ここの判断が税理士でないとむずかしい。

 

とくに「雑所得」というのは、他の9の所得に該当しない所得として定義されていて、バスケットカゴ的な存在です。

 

つまり他の所得すべての定義を理解していないと、雑所得になるかどうか判断できないわけです。

 

たとえばエンジニアが土日の副業として、友人の会社でWeb制作をしたとしましょう。

 

書類上は、業務委託契約を締結していたとしますね。(友人の会社としては、外注費で計上すれば課税仕入れ控除がとれるので、外注のほうが節税になります。)

 

この場合、副業のWeb制作で稼いだ所得は雑所得と扱われるケースが多いと思いますが、場合によっては給与所得としてみなされます。

 

たとえば副業の業務の実態が、

  1. 仕事が無くなるリスクはなく
  2. 空間的、時間的拘束を受けていて
  3. 指示をされた作業をこなしているだけ

 

であれば、雑所得というよりも給与所得にちかい。

 

所得税は書類ではなくて、実態で判断するので、このあたりは税理士のアドバイスにしたがって業務形態を変えたほうがいいとおもいますよ。

 

ホスメモ:外注費はいくらから確定申告?給与の可能性もあるの?

ホスメモ:どちらが得?事業所得と給与所得の違いは?【判例で解説します】

 

所得の種類によって、所得の計算方法が違う

さらにいうと所得の種類ごとに所得の計算方法が違うのがかなりややこしい。

 

たとえば会社員の給与所得は経費という概念は原則なく、年収から給与所得控除(概算経費)を引くことで給与所得を計算します。

 

いっぽうで個人事業主に多い事業所得では、売上ー経費で事業所得をもとめる。

 

このように所得の種類ごとに各所得の計算方法が異なるんですよ。

不安な方は税理士に任せた方がいいかもしれません。

5、税金を納める

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確定申告書が作成できたら、申告書の提出と納税をします。

 

従来は納付書に記入して銀行等で支払をしなければいけなかったのですが、いまは国税クレジットカードお支払いサイトから所得税を払えます。

 

ただし、クレジットカード決済の手数料が取られる…。

とはいえカードにポイントが貯まるので、プラマイゼロです。

 

ここからは納税手順を説明しますね。

手順は簡単で、下記の3つを入力するだけです。

 

  1. 基本情報
  2. 納付内容
  3. クレジットカード情報

 

まずは国税クレジットカードお支払いサイトで赤字の部分を入力してください。

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本税と合計額は確定申告書に書かれています。

確定申告書の第一表の47番に書かれた金額を入力しましょう。

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もし47番が0円なら、納税額はゼロなのでこの手続きは不要です。

 

あとはクレジットカード情報を入力して、納付で終わりです。

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おそらく5分以内におわりますね。

まとめ:副業を始めたエンジニアは確定申告をしたほうがいいです

所得税法上は、副業の所得が20万円を超えたら確定申告が必要でしたが、住民税にはそのような規定はありませんでした。

 

なので副業を始めたら、いくら稼ごうが確定申告はしたほうが無難です。

注意点は確定申告書の第二表の住民税欄で「自分で納付」に◯をつけるくらいですかね。

 

もう一度振り返ると、副業エンジニアの確定申告手順はこちらでした。

 

  1. 源泉徴収票をもらう
  2. 経費を集める
  3. 帳簿を作成
  4. 申告書の作成
  5. 税金を納める

 

難しいのは、帳簿の作成と所得の種類の判断んですかね。

 

もし一人で解決できないときは税理士に相談したほうが早いです。

 

帳簿の作成方法でしたら、無料で相談に乗るのでTwitterかこちらの記事にコメントいただければと思います。

多数のコメント、ありがとうございます(・∀・。)

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