「個人事業主は開業届を提出するの?」
「開業届と一緒に青色申告承認申請書も出したい」
「青色申告承認申請書と開業届の書き方を教えてほしい」
このようなお悩みに答えます。
個人事業主になったら、開業届を提出するきまりになっています。もし開業届を出していないと税務署から指導が入るので、連絡が来るまえに出しておきましょう。
連絡が来てからだとすべて手遅れです…
また開業届とあわせて青色申告承認申請書も提出するといいですよ。開業してから2ヶ月以内に提出すれば、すぐに青色申告にできます!
個人事業主の開業届の書き方
開業届を作るのはとてもカンタンです。ただ名前や住所などの基本情報を書いて、提出するだけなので。
とはいえ、開業届を国税庁のホームページからダウンロード、そして印刷してから手書きで記入するのは面倒です。青色申告承認申請書も提出するとなると、さらに二度手間。
国税庁:個人事業の開業・廃業等届出書
そこで、開業届を作る際に便利なツールが開業freeeです。
なんと開業freeeは完全無料で、開業届と青色申告承認申請書を作れてしまう優れものなんです!
なぜカンタンなのかというと、開業freeeが準備している質問に答えるだけで、書類が仕上がるから。いちいち、開業届を読み解いて、記入漏れがないかチェックする必要もないです。
ただ質問に答えるだけ。
その質問がこれです。
番号 | 開業届と青色申告申請書のチェックリスト | 模範解答・説明 |
1 | どのような仕事をする予定ですか? していますか? | ざっくりで大丈夫です。ホステスさんなら派遣業、接客業などですかね。 |
2 | その仕事はいつから始めますか? もう始めていますか? | 仕事を始めた日です |
3 | 収入はいくらくらいになりそうですか? 目指していますか? | いくらでも大丈夫です |
4 | どこで仕事をしますか? していますか? | 決まってなければ「その他」です |
5 | 従業員や家族に給与を支払う予定はありますか? | 「今はない」でいいでしょう |
6 | 屋号を入力しますか? | 「屋号」は入力しなくて大丈夫です |
7 | 個人情報を入力してください | 氏名、住所、生年月日、電話番号を入力してください |
8 | 収入(所得)の種類をえらんでください | 副業でなければほぼ「事業所得」です! |
9 | 確定申告の種類を選びましょう | 「青色申告 65万円控除」を選びます |
10 | 書類の提出先の税務署をえらぼう | 自動で教えてくれます |
11 | 書類を確認しよう | 開業届と青色申告申請書を確認しましょう |
12 | 書類を印刷しよう | 間違えなかったら書類を印刷してください |
13 | 書類にハンコを押そう | 氏名の横にハンコを押す所があるから忘れずに |
14 | 書類を郵送しよう | さいごは書類を郵送しておわりです |
この質問に答えるだけで、開業届と青色申告承認申請書が作成されています。あとは名前の横に押印をして、提出するだけ。
カンタンそうですよね?というか、カンタンですw
作業時間は5分以内ですね。
実際に作成した開業届と青色申告承認申請書
実際に作成した開業届がこれです。
つづいて、青色申告承認申請書です。
空白が多いですが、大丈夫です。
必要な情報はすべて記入されています。
ちなみに税務関連の届出書には空白なスペースが多いです。なぜかというと、同じ書類で様々なケースを想定しているから。たとえば今回の開業届は、じつは廃業届と同じ書類ですw
記入する欄が違うだけで、書類は同じです。だから空白が多いんです。
青色申告の適用時期に注意です
開業してから2ヶ月以内に青色申告承認申請書を提出していれば、青色申告になります。その開業を証明する書類が、開業届ですね。
提出時期
青色申告書による申告をしようとする年の3月15日まで(その年の1月16日以後、新たに事業を開始したり不動産の貸付けをした場合には、その事業開始等の日(非居住者の場合には事業を国内において開始した日)から2月以内。)に提出してください。
国税庁:青色申告承認申請手続
もしも開業届を出していないと、開業している時期を証明できなくなり、青色申告にできなくなるリスクが生じます…
65万円控除してたのに、その控除を否認されて税金を払うことになった…なんてことはないとは思いますが、起こりえます。
気づいたときに、開業届と青色申告承認申請書を提出してしまうのが吉ですね。
まとめ:個人事業主はすぐに開業届と青色申告承認申請書を提出しましょう
個人事業主になったら、開業届を提出しましょう!これが決まりなので、もし提出していないと税務署から指導をされることがあります。
税務署から連絡が来ることをほどドキドキすることはないですよね。なにかを指摘されるまえに、さっさと開業届を出しておくといいですよ。
また開業届と合わせて、青色申告承認申請書も提出しましょう。開業してから2ヶ月以内に提出すれば、すぐに青色申告にでき、65万円の控除を受けれます。
すでに解説しましたが、開業届を作るなら、開業freeeの一択ですよ。
完全無料で開業届と青色申告承認申請書をスマホでくれるのは開業freeeだけなので。
さっそく行動に移しましょう。