経理をクラウド化するのに必要なもの【売上を伸ばす】

「経理をクラウド化したい…」

「経理をラクに終わらせるにはなにが必要?」

 

上記のような疑問にお答えします。

 

経理のクラウド化は環境さえ整備してしまえば、すぐにできます。

また作業効率があがりますし、お金の動きをネットで管理できるため、不正防止にもつながりますよ。

 

経理はあくまでバックオフィスです。経理を効率化して、売上を伸ばすことに時間を割きましょう。

 

経理をクラウド化するのに必要なツール

経理のクラウド化で最低限必要なツールはこちら。

 

  1. クレジットカード
  2. ネットバンキング口座
  3. クラウド型の会計ソフト

 

クレジットカード

経理を自動化するのであれば、現金決済は極力減らしましょう。

 

現金決済は管理が大変です。

というのも現金決済だと、領収書がなければその取引はなかったことになってしまいますよね?

 

だから領収書はかならず控えないとダメですし、生活費や事業と関係のない費用とはきちっと分別しなければいけません。

 

これって、かなりめんどうだと思います。

 

そこで事業専用のクレジットカードを1枚用意して、そのカードで経理を支払うようにしましょう。

 

クレジットカード払いなら、万が一領収書がなくても、カード明細書を見れば何にお金を使ったのかは一目瞭然。

 

しかも明細書はネットからダウンロードできます。

 

ネットバンキング口座

経理のクラウド化には、ネットバンキング口座は必須です。

 

毎月25日や月末に銀行で振込をしにいく経理さんは多いとおもいますが、ナンセンスですね。すみません。

 

ネットバンキング口座なら、パソコン上で振込ができます。

銀行で待つ時間もないですし、振込手数料もずっと安い。

 

わたし自身、大手外資系会計事務所でペイメント業務を任されたことがあったのでわかるのですが、大手はネットで支払をしていますよ。

 

銀行の窓口に行くのは、支払額が億を超えるときのような場合だけ。

いちいち用紙に振り込み額や振込先を記入するのもめんどうです。

 

クラウド型の会計ソフト

経理をクラウド化するのに欠かせないのが、クラウド型の会計ソフト。

 

クラウド型の会計ソフトでは、下記のアイテムと同期できるので作業効率が高いです。

 

  1. 給与ソフト
  2. 請求書ソフト
  3. POSシステム
  4. クレジットカード
  5. ネットバンキング口座

 

たとえば給与ソフトと会計ソフトを同期すれば、給与計算がおわると会計ソフトに給与仕訳が反映されます。

 

請求書ソフトやPOSシステムと連動すれば、売上が会計ソフトに連動。

 

クレジットカードとネットバンキング口座と同期では、決済情報が入ってくるので、自動仕訳をつくれる。

 

上記の作業を毎月効率化したら、どれだけ作業効率が上がると思いますか?

 

売上にかける時間を増やした方がいい話し

わたしは会計事務所や企業の経理としてキャリアを積んできたので、いわゆるバックオフィスの仕事をしてきました。

 

バックオフィスの仕事を経験してきたから分かるのですが、けっきょく売上を伸ばすことができないんですよね。節約や節税はできても。

 

売上がないと事業は成り立たないので、売上を伸ばす力はビジネスの根幹に関わります。

 

だからフリーランスや起業したての法人は、経理にかける時間より、売上を向上させるために時間を割くべきなんです。

 

売上が不安定な時期は、ひたすら売上を伸ばすことだけに集中する。

そして売上が安定してからは、財務分析を始めて、節約や節税すべきことをチェックすればいい。

 

まずは売上がないと話しになりません。

 

経理はできるかぎり自動化させて、売上を伸ばすことに集中しましょう。

 

まとめ:経理はクラウド化して、売上を伸ばすことに集中しよう

経理のクラウド化で最低限必要なツールはこちらでした。

 

  1. クレジットカード
  2. ネットバンキング口座
  3. クラウド型の会計ソフト

 

領収書管理の観点から、決済はクレジットカードにまとめるのが効率的でしたよね。

 

またネットバンキング口座なら、パソコンで振込ができるので銀行に行かなくてOKです。

 

さいごは、クラウド型の会計ソフトを導入し、クレジットカードと銀行口座を同期すれば、自動で仕訳が入力されます。

 

以上のようにして、経理をクラウド化して売上を伸ばすための時間を確保しましょう。

 

経理はあくまでバックオフィスです。いくら時間を割いたところで売上はあがりません。

経営者は経理を自動化する仕組みを作りつつ、売上を伸ばすために努力すべきです。

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