確定申告しないとバレる理由まとめ【実例で解説】

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「確定申告しないとバレるの?」

「どうして税務署にバレるのか理由を知りたい」

 

上記のような疑問にお答えします。

 

確定申告の時期になると、現実逃避で「確定申告しなくてもいいかな」と考えてしまいがちですよね?

でもこれってすごくリスクが高いですし、けっきょく税務署にバレるんですよ。

 

どうしてかというと、税務署は銀行取引を閲覧できるからです。

心配な方はお早めに税理士へ相談しましょう。

 

確定申告しないとバレる理由まとめ

確定申告をしないとバレる理由をまとめました。

 

  1. 税務署は銀行取引を閲覧できる
  2. 取引先が税務署に支払調書を提出

 

また記事の後半で解説しますが、税務調査は3~5年後に遅れてやってきます。その理由もあわせて知っておきましょう。

 

税務署は銀行取引を閲覧できる

けっこう知らない方が多いと思いますが、税務署は通帳明細を閲覧できます。

 

もし通帳に給与以外でお金が振り込まれていたら、「確定申告していないのになぜ?」

となりますよね?

 

こんな感じでバレてしまいます…

 

いまは銀行口座を作るのにマイナンバーが必要になりましたので、税務署が口座情報をチェックしやすいです。

 

取引先から振込があるのにもかかわらず、確定申告しないと確実にバレているので気をつけてください。

 

ちなみにバレていてもすぐには連絡来ないです。

その理由もあとでお伝えしますね。

 

取引先が税務署に支払調書を提出

源泉徴収が必要な報酬を支払った企業は、税務署に支払調書というものを提出しなければいけなんですよ。

 

たとえばあなたがフリーライターだとすれば、税務署が定める源泉徴収が必要な報酬に該当するので、取引先の企業は支払調書を作成していて、これを税務署にも提出しています。

 

ようは、報酬額を税務署に提出しているので、確定申告しないと整合性がとれずバレるというわけです。

 

「現金で報酬を受け取っているからバレないはず…」と考えていた方でも、会社が支払調書を提出するのでバレますね。

 

年間報酬額が少額だと、支払調書を提出しなくていいケースもありますが…

 

下記の記事は参考にどうぞ。

フリーランスの立場から源泉徴収が必要か解説した記事。

フリーランスは請求書で源泉徴収するの?しない方法はある?【計算】

 

法人の立場から支払調書の作成を解説した記事。

いつまでに法定調書を提出すればいい?提出義務はある?【法人向け】

 

確定申告をしていないと、3~5年後に税務調査が来ます

ここがもっとも大事なのですが、たとえ確定申告をしていなくても税務署はすぐには連絡してきません!

 

税務署が連絡してくるのは、無申告をしてから3~5年後です。

なぜ3~5年後だと思いますか?

 

その理由は、一回の税務調査でがっつり税金を徴収するためです。

 

税務署も人件費を払って、税務調査に乗り出すわけなので、一回の税務調査で多くの税金を徴収したいんですよね。

 

だから確定申告をしなくても泳がされます。

 

で、3~5年後の忘れたころに連絡してくる。

 

税務調査が遅れてきた事例

実際にチュートリアルの徳井さんや青汁王子ときも、数年前の過去の申告について調査が入っています。

 

 

 

 

この戦略ってとても有効ですよね。

3~5年後の取引なんてあんまり覚えてないですし、ちゃんと領収書等を管理していないと調査で資料を提出できない。

 

すると、税務署からすれば証憑がないので経費を否認できるというワケです。

 

さらに1度、確定申告をしないで放置する方って、そのまま2年目、3年目も確定申告しないままが多いため、ペナルティをがっつり取れます

 

「去年確定申告しなかったけど、税務署から連絡来てないから平気」というのは完全に間違えです。

 

確定申告はきちんと済ませておきましょう。

3~5年も不安を抱えながら生活できますか?

確定申告をしないといずれバレてしまうことを理解していただけたと思いますが、大事なことなので念押しで書かせていただきますね。

 

想像してほしいのですが、3~5年もの間、数百万~数千万円のお金を失うかもしれないと不安になりながら生活できますでしょうか?

 

おそらくほとんどの方がそんな耐えられないですよね。

もしくは耐えられたとしても、コスパが悪すぎると思いませんか?

 

ふとした瞬間に、確定申告をしていないことを思い出して、不安になり、確定申告しなくて平気かググる。

 

この繰り返しを3~5年間です。

正直に申しあげて、きっついですよ。

それに非常にあやうい状況ですから。

 

それならたとえ多少間違えがあったとしても、確定申告書を期限までに提出したほうが、精神的に安定した生活を過ごせます。

 

たしかに確定申告は名前的に難しそうなイメージですが、会計ソフトを使えばセルフでも可能です。

ホスメモ:【無料アリ】おすすめの会計ソフト3選【個人向け】

※実際に作成した確定申告書も公開中です。

 

また税理士に相談するのもアリでしょう。

税理士ドットコムを通じれば無料で複数の税理士から相談を受けれます。

相談内容をメールで送り、後日電話でやり取りをするのが効率的です。

ホスメモ:失敗しない税理士の選び方!ホステスは賢く確定申告で節税しよう

 

心の不安を解消するためには、みずから行動しましょう。

税金やお金の悩みは誰かが解決してくれるのもではないですよ。

まとめ:確定申告をしないと3~5年後にバレます

確定申告をしないといずれはバレました。

その理由はこちら。

 

  1. 税務署は銀行取引を閲覧できる
  2. 取引先が税務署に支払調書を提出

 

そして税務署は確定申告をしていないことをに気づいていたとしても、すぐには連絡しません。

 

あえて放置をし、ペナルティをがっつり徴収できる3~5年後に税務調査を開始します。

 

おどかすようで申し訳ないのですが、チュートリアルの徳井さんのような芸能人は、逮捕されませんでしたけど、一般人なら逮捕もありますからね。

 

実際、青汁王子は確定申告をして納税までしているのに逮捕されています。

いっぽうで徳井さんはずっと無申告で、正直に申しあげて、かなり悪質なのに逮捕はされていません。

 

お二人の事例を教訓にして、気づいたときに確定申告を済ませておきましょう。

 

事例があるのに行動できないのはもったいないですから。

 

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