マイナンバーが導入されたおかげで個人情報や確定申告をしていなかったのがバレてしまうと不安に思っている方がこのページを開いてくれたのではないでしょうか。
「マイナンバーをお店に教えていい?」
「マイナンバーで過去の職歴がバレるの?」
「マイナンバーで親の扶養が外れる?」
「確定申告にマイナンバーを書く必要はあるの?」
上記のよう悩みをもったホステスさんに向けて記事を書いています。3分ほどで読める長さです。さらっと読んでもらってマイナンバーに関する不安事を解消してもらえると嬉しいです。
ホステスが知りたいマイナンバーとは
念のためマイナンバーの説明をしておきますね。
マイナンバーとは国民を管理するために、国民全員に配られた番号のことです。この番号をもって、行政は効率的に国民を管理することができます。そのうちの一つに税金逃れをしている人を見つけることがあります。
そのため、税務署は確定申告書を提出するときにマイナンバーを記載するように指導をしています。しかし、実際はマイナンバーを書かなくても税務署に確定申告書を提出できる方法があります。記事の後半で具体的な方法について書いてありますので参考にしてください。
ホステスのマイナンバーをお店に教えてもいいの?
マイナンバーを教えなくていいと思います。
ホステスのお店によってはマイナンバーを教えてくださいと言われることがあるかもしれません…
たしかにホステスを雇っているお店や会社はマイナンバーを記入した書類を税務署に提出する義務があります。しかし、マイナンバーを厳しく取り締まっている税務署は少なく、実情はマイナンバーをお店に教えなくても平気なことがほとんどです。
よっぽど迫られないかぎり、マイナンバーは失くしてしまったなど言い訳をしておいて、教えないほうがいいでしょう。マイナンバーを教えてしまうことで過去の職歴がずっと記録されてしまう可能性がありますので…
それに、お店や会社もマイナンバーの提出をめぐってホステスさんに辞められては困るので、マイナンバーについて何度も聞かれることもないと思います。
マイナンバーでホステスの職歴がバレるの?
現段階では、ホステスの職歴がバレるのか分かりません。しかし、どこの会社で働いていたのかについては法定調書や年末調整などで会社は税務署に書類を提出しているので、過去の職歴がバレるリスクは十分にあります。
行政の職員があなたのマイナンバーをパソコンで打てば、あなたに関する個人情報をすべて調べることができるはずです。そう考えると、不用意にマイナンバーをお店や会社に教えてしまうと、かなりリスクが高いですよね。
公文書が改ざんされることもある国ですから、大事な個人情報はむやみに教えないほうがいいでしょう。
ホステスがマイナンバーを提出すると親の扶養から外れる?
マイナンバーで親の扶養から外れるというよりも、マイナンバーで確定申告をしていなかったのがバレる可能性はあります。マイナンバーのせいで会社からの報酬額や銀行の残高などお金はすべて監視されていますから…
ホステスさんの場合、所得が38万円以下にならないと親の「扶養控除」から外れてしまい、親の所得税が高くなってしまいます。
親に迷惑をかけなくない、親にホステスをしているのをバレたくない方はしっかりと確定申告をしましょう。
ホステスは確定申告にマイナンバーを書く必要はあるの?
結論を言うと、確定申告書にマイナンバーを書かなくても平気です。国税庁のホームページなどで確定申告書にマイナンバーを書いて下さいと税務署は言っていますが、厳しく管理していないのが現状です。
ただし、税務署で確定申告書を提出する場合はマイナンバーを書かないと受理してもらないことがあります。そのため、マイナンバーを書かないで確定申告書を提出する場合は郵送で提出しましょう。
わたし自身も確定申告をしていますけど、マイナンバーは書いたことがありませんし、毎回郵送で確定申告書を提出しています。
まとめ
まだまだ取り締まりが厳しくないので、ホステスさんはむやみにマイナンバーを教えなくていいと思います。また確定申告書にもマイナンバーを書かなくても提出はできました。
しかし、税理士によっては、マイナンバーを記載しない確定申告ができないと言う人もいるかもしれません。
そういった場合は、ご自身で確定申告をするのがベストです。freeeなどのクラウド会計ソフトを使えば、初心者の方でもカンタンに確定申告ができます。もちろん、時間がない方やめんどうに感じる方は税理士に任せたほうが早くてストレスがないです。