源泉所得税を納めたときの仕訳は?管理方法も教えます【預り金】

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「源泉所得税を納めたときの仕訳が知りたい…」

「どうすれば帳簿上で源泉所得税を管理できるの?」

 

このような疑問にお答えします。

 

源泉所得税を納付したときは、預かり金を減らす仕訳を作りますよ。

 

そして、仕訳を作ったあとは貸借対照表で預かり金の残高が減っていることを確認してください。

 



源泉所得税を納めたときの仕訳は?

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源泉所得税を納めたときは預かり金を減らす仕訳を作ります。こんな感じです。

 

日付 借方 借方金額 税区分 / 貸方 貸方金額 税区分 摘要
7/10 預かり金 60,000 / 現金 60,000 1~6月分源泉 

 

いままで預かっていた源泉所得税を支払うわけなので、預かり金を減らすことになりますよね。

 

上記の仕訳では、納期の特例で1~6月分の源泉所得税を7月10日にまとめて払っています。

 

で、この仕訳を作ったあとは貸借対照表で預かり金の残高を確認してください。

 

預かり金の残高を確認しよう

正しく帳簿ができれいれば、7月10日の時点で、源泉所得税の預かり金の残高はゼロになっているはずです。(7月1日から10日までの間に給与や報酬を払っていなければ)

 

だって、1~6月分の源泉所得税を払ったわけですもんね。もし残高がゼロにならなければなにかミスがあります…

 

貸借対照表から帳簿をチェックすることは非常に重要なので必ず行なうようにしてください。

 

つづいて、どんなときに源泉所得税を計上しているのか説明します。預かり金の残高が合っていなかった方はぜひ読み続けてください。

 

源泉所得税を計上するときの仕訳は?

源泉所得税の計上するときのタイミングは大きく2タイプあります。

 

  1. 給与を計上するとき
  2. 報酬を計上するとき

 

それぞれで解説しますね。

 

給与を計上するとき

給与を計上するときはこんな仕訳を作ります。

日付 借方 借方金額 税区分 / 貸方 貸方金額 税区分 摘要
4/25 給与 300,000 / 現金 225,000 給与
預かり金 30,000 源泉所得税
未払費用 20,000 厚生年金
未払費用 20,000 健康保険
未払費用 5,000 雇用保険

 

この例では、源泉所得税のほかに、厚生年金、健康保険、雇用保険がお給料から天引きされています。

 

で、お給料から天引きした源泉所得税は、会社としては預かっているお金になるので、預かり金で処理しています。

 

預かり金は負債勘定なので、この仕訳を作ったあとは貸借対照表の負債にある預かり金の残高を確認してください。

 

報酬を計上するとき

報酬を払うときに、請求書で源泉所得税が引かれていればこんな仕訳になります。

 

日付 借方 借方金額 税区分 / 貸方 貸方金額 税区分 摘要
4/30 支払報酬料 32,400 課税仕入れ8% / 現金 29,337 税理士
預かり金 3,063 税理士源泉

 

上記の例は、税理士報酬を払ったときの仕訳ですね。

 

税理士が個人の場合は、税理士報酬にかかる源泉所得税を報酬の支払者が管理して、納めないといけないルールになっています。

 

もう分かると思いますが、この仕訳を作ったあとは貸借対照表で預かり金の残高を確認しましょう。

 

税理士報酬を毎月支払っているのであれば、4月分の税理士報酬を払った時点では、4ヶ月分の税理士源泉の預かり金が計上されているはずですよ。

 

まとめ:源泉所得税の仕訳は預かり金の残高を意識しましょう

源泉所得税を納めたときの仕訳はこれでした。

 

日付 借方 借方金額 税区分 / 貸方 貸方金額 税区分 摘要
7/10 預かり金 60,000 / 現金 60,000 1~6月分源泉 

 

上記は納期の特例で半年分の源泉所得税を7月10日に納めています。

 

で、この仕訳を作ったあとは貸借対照表の負債勘定である預かり金の残高を確認してくださいね。7月10日時点では、預かり金の残高がゼロになるはずなので。

 

貸借対照表の残高を意識することは、非常に重要ですのでぜひ心掛けてください。

 

今日はおわりです。

明日から令和ですね。

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