アフィリエイトの税金はいくらから?対策はあるの?【法人化】

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「アフィリエイトの税金はいくらから?」

「なにか対策はあるの?」

 

上記のような疑問に、会計事務所歴6年のホスメモがお答えします。

アフィリエイトで成功すると、経費少ないまま稼げますよね。

そうするとつぎは税金が大変です。

 

トップブロガーのツイートを引用しますね👇

まず個人のままだと、アフィリエイトの経費は少ないです。

だから節税対策を考えないと、利益の半分は税金ですね。

 

もちろん税金を払うことは良いこと。

だけど、思った以上にキャッシュアウトが多くて資金繰りに苦労される経営者も多いのです。

 

そこでアフィリエイトで売上があるときに、どのように対策をすればいいのか考えてみました。

アフィリエイトの税金はいくらから?

アフィリエイトの税金をまとめていきます。

3パターンにわけて説明します。該当する見出しだけ読んでください。

 

  1. 副業の場合
  2. 親、配偶者の扶養の場合
  3. 個人事業主の場合

 

1、副業の場合

副業の場合は所得が20万円を超えて稼ぐと、所得税の確定申告が必要になり、所得税が発生します。

 

ここで所得税とあえて書きました。

そう、知っている方もおられるとおもいます。

住民税は20万円以下の要件がないんですよ。つまり住民税の申告が必要になります。

Q.給与の他に原稿料が15万円ほどありました。税務署に聞いたところ20万円以下であれば確定申告の必要はないと言われましたが、住民税の申告はする必要がありますか。

 

A.住民税(特別区民税・都民税)は、他の所得と合算して翌年度課税されますので、金額の多少にかかわらず必ず申告しなければなりません。

東京都港区役所:住民税申告義務

 

そしてやっかいなことに住民税は副業バレのリスクにつながるという…。

だからけっきょく、副業で稼いだらなにかしら税金の申告が必要になると思っておきましょう。

https://hostess-tax.com/side-job/

2、親、配偶者の扶養の場合

アフィリエイトでちょっと稼いだ人は、親や配偶者の扶養から「外れてしまうかも…」と心配になります。

 

それもそのはずで、扶養している人の年収が高いと、扶養控除が取れないだけで税金が20万円あがるケースもありますからね。

https://hostess-tax.com/dependent-deduction/

 

たとえば扶養控除の要件は、合計所得金額が48万円以下(給与が103万円以下)です。

アフィリエイトの収入がある場合、売上が70万円あったとしても、経費が30万あれば、所得は40万円。

 

ほかに所得がなければ合計所得金額は48万円以下なので、扶養から外れないというわけです。

年収と所得の違いがわからない方は「年収と所得の違いは?扶養の判定基準はどっち?【合計所得金額】」を読んで学びましょう。

 

3、個人事業主の場合

個人事業主の場合は所得が48万円を超えなければ、所得税の確定申告は必要ありません。

一方で住民税は申告義務があります。

 

「なぜ48万円?」と思う方もいるかもしれないですね。

説明すると、48万円は基礎控除です。

 

誰もがもらえる所得控除に基礎控除があるんですよね。

令和2年からは基礎控除に所得制限が加わりました。

 

税法改正を把握しておくと、日本が誰に税金を払わせたいのかよくわかります。

つまり富裕層に多く税金を払わせるための改正だったんです。

 

でも富裕層は税理士を雇える余裕があるので、ばんばん節税してます。

けっきょく損をするのは中流層のサラリーマンでしょうか。

 

個人事業主なら将来的に税理士をつけることも検討すべきですよ。

https://hostess-tax.com/hire-tax-accountant/

アフィリエイトの税金対策!

アフィリエイトの税金対策をまとめました。

 

  1. 青色申告にする
  2. 法人化を検討する

1、青色申告にする

青色申告、聞いたことありますよね?

 

事業所得又は不動産所得を営んでいる方が、複式簿記で帳簿を作り、3月15日の期限までに申告すれば、65万円控除がもらえる節税対策です。

 

さてここで残念なお知らせ。

副業でアフィリエイト収入ある方、雑所得として扱われる可能性が非常に高いです。

雑所得になると、青色申告にはできないんですよ。

 

なぜかというと、給与所得控除と青色申告特別控除のダブル取りになってしまうから。

別にダメだという要件はないですが、税務調査リスクを考えると攻めないほうが無難。

 

なにを持って事業所得になるかを考察した記事がありますので合わせて読んでみてください。

https://hostess-tax.com/office-worker/

個人事業主のアフィリエイターさんは、青色申告でせっせと節税しましょう。

2、法人化を検討する

「まだ先かな~」というあなた。

知っておいては損はない情報です。

 

法人化すると経費の幅がぐっと広がるんですよね。

なぜかというと所得税のように所得を分類しないから。

 

たとえば個人でビットコインで赤字を出してお金がない。

仕方がないので持っていた土地を売ったとしましょう。

 

このときにビットコインの赤字は「雑所得」として、土地の売却益は「譲渡所得」として扱われます。そしてそれぞれ別な数式で税金が計算されてしまうんですよ。

 

ようするに、ビットコインの赤字を土地の売却益と相殺することはできないのです。

土地の売却益にはけっこうな税金かかります…。

 

いっぽうで法人だと、相殺できます。

所得税のように所得を10種類に分類しませんからね。

 

ここに気づいた経営者の多くは飲食店に手を出します。

飲食店って儲からないけれど、一種のステータスになるんですよ。

 

ほら、女の子を自分のお店に呼べば、従業員から「社長!オーナー!」と呼んでもらる姿を見せれるじゃないですか。

 

あとは食べ物を経費にしやすいという実情もありますかね。

 

このようにアフィリエイトで稼げるようになったら法人化を検討しましょう。

法人化したときの具体的な節税対策は下記の記事をご覧ください。

https://hostess-tax.com/executive/

https://hostess-tax.com/deficit/

まとめ:アフィリエイトの税金対策はできることから始めよう

所得税については、副業だと所得が20万円を超えたら。

それ以外の方は所得が48万円を超えたら必要でした。

 

一方で住民税はすこしでも稼げたら申告が必要です。

なのでどちらにせよ、確定申告はするものと考えておくのがいいですよ。

 

ある程度アフィリエイトで稼げてきたら節税を考えましょう。

  1. 青色申告にする
  2. 法人化を検討する

 

青色申告はカンタンです。

しかし法人化はちょっとハードル高いですよね。

 

「税金考える時間はないっ」という方は税理士に外注してしまったほうが効率的ですし、損しないと思います。

 

けっきょく節税額で税理士費用はまかなえますよ。

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