納税してない!?ホステスは確定申告してないとまずい?【納税方法】

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「ホステスをしていて納税したことがない…」

「ホステスは確定申告しないとまずいの?」

 

このようなお悩みにお答えします。

 

ホステスさんは個人事業主なので、確定申告してないとまずいです…

でも税理士に頼まなくても、確定申告はご自身でできます。

確定申告とその後の納税方法もお伝えしますので参考にしてください。

 

この記事の内容

・ホステスが確定申告しないとまずい話

・確定申告と納税の方法

 

納税してない、確定申告してないホステスはいますぐ申告しましょう

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「納税したことない…」というホステスがいましたら、いますぐ確定申告しましょう。

 

無申告の状態が一番良くないです。

 

びっくりするかもしれませんが、税務署の人はあなたが確定申告をしていないことを承知のうえで連絡をしていません。

 

どうしてそのようなことをしているかというと、ペナルティがたくさんついた頃に、税務調査で指摘したほうがペナルティをいっきに徴収できるからです…

 

「ほんとにそんなことあるの?」という方のために実例を紹介します。

 

3年前くらいの脱税を摘発された例

 

2018年8月頃に摘発されたたこ焼き屋さんの脱税です。まずは「いつの所得」について話しているのかに注目してください。

 

判決によると、宇都宮被告は平成26~28年までの3年間で、約3億3千万円の所得があったのに全く申告せず、所得税計約1億3千万円を脱税した。

産経新聞

 

そう、これは平成30年の話しではなくて、平成26~28年の所得について脱税を問われているんです。

 

税務署は銀行口座などのデータをすべて調べることができるので、たこ焼き屋さんの脱税は平成26年か27年には気づいていたはずです…

 

でもあえて税務調査をしていません。

ひどく悪い言い方をすれば、丸々と太ったときを狙って、税務調査を開始しています。

 

このように、税務調査は確定申告してない人がいたとしても、すぐには行動しません。

そしてなにも連絡をしない。

 

しかし、3~5年後に突然「税務調査をしたい」と連絡します。

納税してこなかった方は、できるだけ早く確定申告して納税まで済ませておいたほうがいいとおもいませんか?

 

確定申告をしていないと、どんなペナルティがつくかは下記の記事でまとめていますので、参考にしてください。

参照:確定申告をしていないホステスさんの税務調査は3年後に来ます

 

また確定申告をして納税を済ませておかないと、融資を受けることもできません…

 

コロナ融資や助成金も受けられない

2020年4月のいま、新型コロナウイルスの影響で多大な被害を受けているホステスさんがおられると思うと大変心苦しいのです。

 

しかしながら今まで確定申告してこなかった場合、コロナ融資や助成金は申請できないのが現状です…

 

というのも、融資や助成金を受けるときは、確定申告書、決算書、納税証明書等の提出が求められるから。

 

確定申告をしていなければ、緊急事態に国の支援を受けることもできなってしまう…

 

今からでも遅くはないです。

早めに確定申告は済ませておきましょう。

 

ホステスが一人で確定申告から納税までする方法

定申告の手順はとてもシンプル。

大変なのは、1〜3の手順で、実際に会計ソフトをつかう4〜5はすぐに終わります。

 

つまり、1〜3の作業さえできるのであれば、税理士に確定申告を依頼する必要はないということです。

 

  1. 資料を集める(売上と経費)
  2. 経費を勘定科目ごとに分ける
  3. 勘定科目ごとの合計金額を電卓で求める
  4. 勘定科目ごとの合計金額をfreeeに入力する
  5. freeeの確定申告のチェックリストを◯×で答える

 

まずは、1〜3の作業を自分でやってみてください。

 

勘定科目については、経費のリストをまとめている下記の記事が参考になります。

参照:ホステスの経費まとめ

 

初めての方でも丸一日あれば、1〜3の作業はおわると思います。

4〜5の作業は、多く見積もっても、2時間で終わります(freeeの操作に慣れる時間を含めます)。私は30分以内には終わります。

 

4〜5の詳しい手順はつぎの記事を参考にしてください。

参照:スマホで確定申告書を作る方法

 

「でもめんどくさい…」

「とてもやる気にはなれない…」

 

という方は10万円を払って税理士に依頼しましょう。

 

税理士に相談してみたいという方であれば、税理士ドットコムを通すことで無料相談できますよ。

税理士の相談料は5,000〜20,000円が相場なので、税理士ドットコム無料相談を活用すべきだと思います。

 

ネットでできる納税方法

確定申告がおわったら、ネットから納税しましょう。

もちろん、確定申告書を作成して、払う税金がなければ納税は必要ありません。

 

国税クレジットカードお支払いサイトから、納税することができます。

 

もしクレジットカード払い以外で税金を払うには、納付書という専用の用紙に金額や住所を記入して、銀行などの金融機関で支払うことになります。

なんとコンビニでは払えない…orz

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これではめんどうですよね。

そもそも用紙ないし、銀行が営業している時間に銀行まで行く必要があります…

それにコロナリスクを考えれば、わざわざ銀行に行きたくないはず。

 

なので国税クレジットカードお支払いサイトから所得税を払いましょう。

ただし、クレジットカード決済の手数料が取られます…とはいえカードにポイントが貯まるので、プラマイゼロです。

 

納税までの手順は簡単で、下記の3つを入力するだけです。

 

  1. 基本情報
  2. 納付内容
  3. クレジットカード情報

 

納付内容だけは、分かりづらいとおもうので詳しく解説します。

国税クレジットカードお支払いサイトで赤字の部分を入力してください。

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本税と合計額は確定申告書に書かれています。確定申告書の第一表の47番に書かれた金額を入力しましょう。

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もし47番が0円なら、納税額はゼロなのでこの手続きは不要です。

 

あとはクレジットカード情報を入力して、納付で終わりです。

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おそらく15分以内でおわりますね。

 

まとめ:確定申告してないホステスは申告から納税までしっかり済ませましょう

納税をしたことがなかったホステスさんは、いずれ税務署から連絡が来てしまうと思います…

 

税務調査に入られるまえに、確定申告をしたほうが全然印象がちがいますし、税務調査に入られないで済むかもしれない。

 

それなら確定申告をしておいた方がいいですよね?

 

確定申告がおわったら、納税までしっかり行なってください。

少しでも税金を払っておけば、後ろめたい気持ちも晴れます。

 

まずは経費を集めて、勘定科目ごとに分類しましょう。

コロナで大変だと思いますが、お互いなんとかこの困難を乗り切りましょう。

 

コメントいただければお答えできる範囲でお返事します。

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